恐竜とごきぶり、どちらのテニスを目指す?

今回は「ゴキブリと恐竜の違い」がテーマです。

この両者、人類が今のように繁栄する前に存在していた生き物です。

ですが、恐竜は今では化石でしか見ることができません。
それに対して、ゴキブリはどうか?

なんと、今でも生き延びています。

ちなみにゴキブリは現存する生物の中でもっとも古い部類に属します。
その誕生は3億8000万年以上も昔らしいです。

凄いですよね。
では、この両者、一体何がこのような違いを生み出したのか?

方や、化石。
方や、繁栄。

力や強さだけで言ったら恐竜の方に軍配があがりますよね。
比べ用もないでしょう。

でも実際には恐竜は滅び、ゴキブリは残ったわけです。

その理由は対応力です。

恐竜は体が大きく力もありました。
でも、地球の変化に対応できなかったんですね。

それに対して、ゴキブリはどうか?
小さく、力もなかったが、地球の変化にちゃんと対応できた。

この違いが今の両者の違いだと言えると思います。

さて、このゴキブリと恐竜の話。
テニスにも全く同じ事が言えます。

つまり、強さや威力だけでは勝ち残る事はできないと言うことです。
それだと恐竜と一緒。

勝ち残ることができず、途中で消えてしまいます。

それよりもその場で起こる出来事にどれだけ対応することができるか?
これが勝ち残る為にもっとも大切な事です。

対応力が優れたプレーヤーはその場、その場に応じたプレーをし、必要以上に自分からミスを犯すことがありません。

その為に、常に安定したプレーをする事ができます。
それが勝利を引き寄せます。

確かに一発でポイントを取るような武器はないかもしれません。
ですが、「対応力」その物が実は一番大きな武器となるのです。

武器と言うとどうしても、強烈なサービス、トップスピンのかかったフォアハンド・・・
などをイメージしてしまいがちですが、実はそうではないんです。

もちろん、ショットに威力があれば大きなアドバンテージであることは事実です。
ですが、勝ち残る為の絶対条件ではありません。

勝ち残るための絶対条件は対応力です。

例えば、年配のプレーヤーがジュニアのプレーヤーをいなして勝つ場面は実際の試合ではよく見られる光景です。

これこそがまさに対応力を武器にして勝ち残っている状況です。

足の速さやショットの威力ではジュニアのプレーヤーの方が優っている事は度々あることです。

でも結局それだけでは勝ち残る事はできないんですね。
恐竜と一緒です。

ぜひ、対応力を伸ばすように練習をしてください。

そうする事であなたが試合で勝ち残る可能性は今の何倍も引き上げることができます。
対応力を課題に練習をする事は大げさではなく、あなたのテニスを根底から引き上げてくれる事になるんです。

ちなみに対応力を上げるポイントは何か?
それは現実を直視する事。

過去や未来を観るのではなく、現在進行形の「今」を観ること。
何かを考えるという事は過去や未来の事を考えているわけです。

意識が現在進行形だと考えることができません。
こんな状態で練習することです。

つまり、「集中状態」ですね。

実は練習をしているのに対応力が伸びないプレーヤーがいます。
このような方には特徴があります。

それは、いつも「正しい事」や「理想の事」をプレーしようとしている事です。

このようなプレーヤーは常に意識が過去や未来にあります。
その為に、現実が直視できていないんですね。

これでは、対応力が伸びる訳ありません。
対応力とは何も考えないからこそ伸びる力です。

何も考えずその場で瞬時に感じるままにプレーする。
これこそが対応力を伸ばす為に一番大切な事です。

ぜひ、次回の練習では、対応力を課題に練習してみてください。
くれぐれも恐竜を目指さないようにしてくださいね。

強さや威力だけでは勝ち残ることはできませんよ(・∀・)b

さて、本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です