テニスは記憶ではなく発見が大事

今回は「発見」がテーマです。

では、最初に結論をお話します。
テニスが上達する為に必要な事は「発見」です。
「記憶」ではありません。

新しい発見がある時はテニスは必ず、伸びています。
逆に新しい発見が無い時は停滞しているはずです。

では、発見とは何か?
調べるとこんな風に書かれています。

「知られていなかったものを見つけ出すこと。初めて見つけること。」

では記憶とはどういう事でしょう?
記憶はこんな風に説明されています。

「過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心にとめておくこと。また、その内容。」
さて、どうでしょう?

この2つ全く違いますよね。
この事を踏まえた上で、もう一度、結論を言います。

テニスが上達する為に必要な事は「発見」です。
「記憶」ではありません。
テニスでは今まで自分が知らなかった事を初めて見つける事が上達に繋がるんです。

ところが、非常に多くの方がテニスを「記憶」しようとして練習します。
例えば・・・
コーチに指導された事を「記憶」しようとします。
正しい打ち方を「記憶」しようとします。
正しい守り方を「記憶」しようとします。
正しい攻め方を「記憶」しようとします。
・・・・・

残念ですが、このようにテニスを記憶しようと練習してもなかなか上達しません。
なぜなら、記憶しようとしていると新しい発見は見つからないからです。

発見する為には「探す」事が必要です。
ちなみに「捜す」ではありません。

「捜す」は「落し物を捜す」のように元々あった物が見当たらなくなった場合に使います。
それに対して、「探す」は「宝物を探す」のように、まだ目にしていない、欲しい物を見つける場合に使います。

まさに上達する為の新しいヒントを「探す」事がテニスでは必要なんです。
コーチはそのヒントをお渡しするしかできないんです。

テニスは「宝探しゲーム」のような物です。
お宝を発見すると。

「なるほど!!こうして打つんだ!」
「なるほど!!ここを守れば良いんだ!」
「なるほど!!こうして攻めれば良いんだ!」
となるわけですね。

ところが、テニスを「記憶」しようと練習している人にはお宝は発見できません。
正しい、方法を覚える為にただ、反復練習するだけです。

そこには、ワクワク感やドキドキ感はありません。
新しい発見をするとワクワクして、とても楽しいですよね。

テニスの練習って、本当はワクワク、ドキドキする物なんです。
なぜなら、新しいお宝を「発見」する為にいつも「探し」ているから。

でも、記憶には、ワクワク、ドキドキはあるのでしょうか?
例えば、私なんて、「記憶」と言えば、試験を思い出します(笑)
なんか、辛くて苦しいイメージです(笑)

もちろん、全ての方がそうでは無いと思います。
記憶する事が楽しい方もおられるでしょう。

でも、残念ながら、テニスの上達には「記憶」よりも「発見」が必要なんです。

テニスは緊急事態の連続です。
そんな状態で記憶した事はほとんど役にたちません。
と言うより、無数に起こる状況を全て記憶する事は不可能です。

ですから、正しい事を「記憶」する事でテニスが上達する事自体が非常に難しい事なんですね。

ところが、新しいお宝を「発見」する為に「探す」とテニスはどうなるか?
とても、刺激的で楽しく、それでいて、上達が加速します。

一石二鳥、どころか、三鳥、四鳥になります。
ぜひ、明日からの練習は「宝探しゲーム」の感覚で練習してみてください。
きっと、今までとは全く違う感覚で練習できると思います。

ちなみに、宝探しゲームのコツは?
お宝はどんな所に隠されていますか?
「え!!そんな所に!!」と思う所に隠されているでしょ?

それとテニスのお宝も一緒。
「え!!そんな感じなの!!」と思う所にあります。

つまり、思いもよらない所にヒントがあるんです。
ですから、前回お話したように「失敗を恐れない」事が大切になりますし、また、遊び心が必要になるんです。

「まさか、こんな所には隠していないだろう・・」
大体、こんな所にお宝はあるんです。

これが宝探しゲームのコツです。
こんな感じでテニスの練習もしてみてください。

きっと、テニスはもっと、もっと楽しい物になりますよ。

本日にお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です