筋力に頼らないテニス

今日はある人を紹介したいと思います。

持田 盛二氏

「昭和の剣聖」と呼ばれる日本で最後の十段を与えられた方です。
流派は北辰一刀流。
北辰一刀流は江戸時代後期に千葉周作が創始した剣術と薙刀術の流派で、あの坂本龍馬もこの北辰一刀流を学んだ一人です。
持田氏は86歳で亡くなっていますが、その剣道は「神の域に達していた」と評されるほどです。

その持田氏が遺訓としてこんな言葉を残しています。

・私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。
・私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである。
・六十歳になると足腰が弱くなる。この弱さを補うのは心である。心を働かして弱点を強くするように努めた。
・七十歳になると身体全体が弱くなる。こんどは心を動かさない修行をした。心が動かなくなれば、相手の心がこちらの鏡に映ってくる。心を静かに動かされないよう努めた。
・八十歳になると心は動かなくなった。だが時々雑念が入る。心の中に雑念を入れないように修行している。

いかがですか?
さすがに剣聖と呼ばれる方だけあって、非常にインパクトがある遺訓だとは思いませんか?

もちろん、剣道とテニスは全く違う物ですが、私はテニスの上達も同じだと思っています。
常々言っていますが、体力、筋力には限界があります。
また、年齢と共に必ず低下していきます。

ですから、体力、筋力に頼った練習はすぐに限界が訪れます。
体力、筋力に頼るのではなく、出来るだけ筋力を使わない「技術」を練習する事が上達し続ける為にはとても大切になります。
また、メンタルも同様です。
メンタルタフネスには限界がありません。
メンタルは物理的な物として存在しないからです。
ですから、鍛えようによってはいくらでも進化、成長する可能性を持っています。

フィーリングテニスは年齢に関係なく、上達し続ける事ができるテニスを目指したいと思っています。
それには、持田氏の遺訓は本当に勉強になります。

ちなみにこちらで持田氏の動画を見る事が出来ます。
その動きは70歳、80歳とは思えません。
ぜひ、一度ご覧ください。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいてありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です