テニスのスプリットステップのコツ

スプリットステップが今日のテーマです。
まずは先日いただいたご質問。

「今日お伺いしたいのはスプリット・ステップについてです。
特にシングルスの試合の時、スプリット・ステップの重要性を相手から言われるのですが、いまいちピンとこないのです。
相手がボールを打つ瞬間にステップしろと言われますが、スプリット・ステップの意義がわからないため、いつの間にかしなくなってしまいます。
スプリット・ステップの意味やどのようにやれば良いのか、教えていただければ幸いです。」

スプリットステップは確かに大事です。
でも間違えるとかえって上達を邪魔します。

さて、それではこの質問に対する私の答えです。

「こんにちは!
いつもありがとうございます。

さて、早速ですが、スプリットステップについてですね。
まず、結論ですが、あまり気にしなくても良いですよ。

スプリットステップを意識してしているプレーヤーで本当のスプリットステップを身につけている人を見た事がありません(笑)

大体、ずれています。

スプリットステップは相手のインパクトに集中することができれば自然とするようになります。
もともとスプリットステップは相手がボールを打つ瞬間にスムーズに動き出せるようにするのが目的。

その時に膝や足首に余裕を持たせて動きの反動を作ることです。

人の身体は全く動いていない状態から動き出すのは時間がかかります。
その為に少し反動をつけるんです。

ですが、実はこの動きは特に意識しなくても、相手がボールを打つ瞬間にしっかりとボールに集中できていれば自然とするようになります。

逆に言うと相手がボールを打つ瞬間に素早く動き出す事ができれば、スプリットステップを意識する必要はないと言う事なんですね。

ですから、多分今、○○さんが指摘されている事は動き出しが少し遅れているからではないでしょうか?
もし、そうなら、自分の打ったボールだけをしっかりと観て、相手の打つ瞬間もボールだけに集中し、素早く動いてください。

それで問題はありません。

また、逆に相手が打つ瞬間に素早く動けているのに形だけのスプリットステップを指摘されているなら気にする必要はありません。

スルーしてください。
でないとボールへの集中からそれてしまいますから。

今日感じた事はこんな感じです(・∀・)b」

さて、これに対して返信をいただきました。
この中にとても大事な事が含まれていますので、こちらもご紹介しますね。

「今回もご丁寧なアドバイスありがとうございました。
アドバイスの言葉「自分の打ったボールだけをしっかりと観て、相手の打つ瞬間もボールだけに集中し、素早く動いてください。それで問題はありません。」で、救われた気がしました。
結局はボールに対する集中が足りなかっただけ。
しかし、そのヒントでずいぶん楽になれました。
本当にありがとうございます。
前回も書きましたが、テキストやDVDを見て、集中できていると思っていたのですが、できていないと思われます。
最近、相手がボールを打つ瞬間、それまで観ていたボールからふと視線を逸らしてしまっていることに気づきました。
もちろんわざとではありません。
自然とそうなってしまうのです。
つまり。ボールを観続けていることを怖がっていたのです。
その理由はわかりません。
長年そうやってきたせいでしょうか。
でも、それがわかっただけでも良かったと思います。
これからもボールに集中できるよう、がんばります。」

この中で注目して欲しいのはここ。

「最近、相手がボールを打つ瞬間、
それまで観ていたボールからふと視線を逸らしてしまっていることに気づきました。
もちろんわざとではありません。
自然とそうなってしまうのです。
つまり。ボールを観続けていることを怖がっていたのです。
その理由はわかりません。」

これに気付けた彼は今から急激に伸びると思います。
ほとんどの人は「自分はボールに集中している」「ボールにピントを合わしている」と思っています。

でも実はそうではない事が多々あります。
彼も言っていますが、わざとではないんです。

だから自分ではなかなか気づきにくい
ところがもし、気付ける事ができれば?

全く違う世界を体験します。
結局フィーリングテニスはここを気付いて貰うためのきっかけです。

その為に素直に実践していただいた方はそれまでとは違う、
全く別の世界を体験し、自分の可能性を体感します。

ぜひ、もう一度、真っ白になってボールに集中してみてください。
伸び悩んでいるショットや状況では必ず、ボールへの集中がそれているはずです。

これに気付く事が出来れば、問題は解決します。
がんばってくださいね(・∀・)b

さて、本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です