フェデラーのメンタルタフネス

今回のテーマは「フェデラーのメンタルタフネス」です。
35歳にして今年全豪オープンに優勝したフェデラーが類まれなメンタルタフネスを持っている事は誰もが認めている事と思います。

そんなフェデラーのメンタルタフネスを表す面白い試合があります。
それは2014年、Gerry Weber Openのセミファイナル、錦織選手と戦ったフェデラーの試合で起こりました。

Halle 2014 SF Kei Nishikori vs Roger Federer

あのフェデラーがマッチポイントを取った事に気がつかないで、まだ試合を続行するようにレシーブを構えていたのです。

相手である錦織選手は「キョトン」としてました(笑)

ちなみにこの状況はファーストセットをフェデラーが取り、セカンドセットはタイブレーク。
ポイントは確か、4-2で錦織選手がアップ。

ここからフェデラーは5ポイント連取します。
そして、本当は勝っているにも関わらず、先ほどの状態です。

さて、これは一体何を意味するのか?

それはフェデラーが全くポイントを数えていない事がわかります。
つまり、ポイントや結果に集中していない。

目の前に起こっている事だけに集中している結果だと私は見ています。
それぐらい集中度が高まっている状態ですね。

確かにこの時の5ポイント連取の内容は非常にレベルが高かったです。

この事からフェデラーの集中力が非常に高い事が分かると思います。
実はこの集中力の高さが彼のメンタルタフネスの源なのです。

試合では必ず、大きなプレッシャーがかかる場面が訪れます。
ですが、そのようなプレッシャーがかかる場面であればあるほど、レベルの高いプレーをする。

これがフェデラーのメンタルタフネスの力です。

ちなみに私にもこの力を身につける事が出来ないわけではありません。
もちろん、いきなりフェデラーと同じレベルのメンタルタフネスを身に着ける事は難しいです。
ですが、現状よりも強いメンタルタフネスを身に着ける事は十分に可能です。

ちなみにその為にはステップがこちらです。

1.集中状態を体感する
まずは本当の集中状態を体感する必要があります。
多くの人は集中状態を勘違いしているからです。

2.集中状態を維持する
集中の世界は微妙な世界です。
一時的に集中できてもそれを維持するにはトレーニングが必要です。

3.プレッシャーがかかる場面で集中する
プレッシャーがかかる場面ではどうしても意識は分散しがちです。
その意識を自分でコントロールするようにトレーニングします。

簡単に説明するとこんな感じです。
このステップをテニスのドリルの中に組み込んでいきます。

そうする事でプレッシャーのかかる場面でも集中力を上げて強いメンタルタフネスを発揮する事ができるようになっていきます。

ぜひ、強いメンタルタフネスを身に着けてほしいと思います。
試合は技術のみで勝つ事はできません。
強くなるには強いメンタルタフネスが必要なのです。

本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です