テニスの骨の使い方

今回は骨の使い方について少しお話ししたいと思います。
インパクトの時に身体がボールから受ける衝撃は私達が想像している以上に大きい物です。
当然の事ですが、相手のレベルが上がるとその衝撃の強さはより大きくなります。

この衝撃に自分の身体が崩されるとタイミングを合わして打ったとしても、ラケット面がぶれたり、腕、手首に誤差が生じて、ボールはイメージ通りにコントロールする事が出来なくなります。
また、ボールの勢いに負けた状態になるので、こちらからは威力がないボールしか返球できなくなります。
これが技術レベルの一番大きな差になります。

タイミングがずれる事でボールをコントロールできていないのであれば、タイミングを合わせる事でコントロールする事も可能ですが、威力に負けて、崩されてしまっている状態ではタイミングを合わして打っているのにコントロールできなくなるわけですから、もう、どうしようもありません。

外人選手のボールに打ち負けて、主導権を握られてしまっている日本人選手をしばしば見る事がありますが、これとまったく同じ事が起こっています。

では、どうすれば、相手の威力に打ち負けない技術を身につける事ができるのか?
ここで、最も大切なポイントが骨を上手く使う事です。
骨を適切な場所に収める事で、骨をつっかえ棒と同じような効果を得る事ができます。
骨は非常に硬く、相手のボールの衝撃に負ける事がありません。
ですが、骨を適切な場所に収める事ができないと、その誤差を筋肉で補わなければいけなくなります。
この状態は非常に弱い状態で、筋力がないと支える事ができなくなります。
つまり、筋力の強さでボールを打つと言う事になります。
残念ながら、これでは威力の強いボールを安定してコントロールする事はできません。

ところが、先ほども言ったように筋力ではなく、骨を適切な場所に収める事でボールをインパクトする事ができれば、自分の筋力を使わず、骨で受け止め、返球する事ができます。
この状態であれば、相手のボールの威力に負ける事無く、逆に相手のボールの威力を利用して返球する事ができます。

つまり、レベルの高い技術とは「骨を適切な場所に収めてヒットする」と言う事です。
人間の全身には200~206個の骨があると言われています(大人の場合)
理想はこの200個の骨をすべて、適切な場所に収めながらボールをヒットする事です。
ただ、現実にはそれは非常に難しい事かもしれません。
ですが、腕や脚、肩、腰など、主要な部分の骨を適切な場所に収めて打てるようになるだけで、テニスは驚くほど上達する事ができます。

テニスでは、フォームや打ち方を学び、練習する事は多いと思います。
ですが、骨の位置を感じながら練習する事はほとんどないと思います。
見た目の形がよく似ていても、骨の位置がずれていては、パワーも精度も得る事はできません。
強い状態になる為の骨の適切な位置は基本的に決まっています。
それは、バランスで成り立っているからです。
高い技術を身につけるには、骨の位置を適切な場所に収める事、その為の練習をする事がとても需要になるのです。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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