パターのイップス

ゴルフもイップスで悩む方が非常に多いスポーツです。
中でも、最も多いのはパターのイップスでしょう。
トッププロの中にもパターのイップスで悩む方は少なくありません。
あの宮里藍さんもパターのイップスになった事が引退の原因の一つだと言われています。
元々、パターは彼女の大きな武器だったんですが、ある時を境にイップスになってしまったんですね。

ですが、これは何も宮里藍さんに限った事ではありません。
イップスはある時、突然発症します。

さて、それでは、パターのイップスはどうやって治せば良いか?
最も大切な事は思考ではなく、五感を使ってプレーする事です。

これは何もパターのイップスに限った事ではありませんが、イップスになる直接の原因は思考で身体を動かそうとする事です。
ところが、人間の運動機能は本来、思考でコントロールされる物ではありません。
五感によって、コントロールされます。

少し、極端な例え話をしますね。
あなたがもし、熱湯の入ったやかんに触れてしまったら?
手や身体はどんな動きをしますか?

きっと瞬間的に手をひっこめて、火傷から指を守るでしょう。
これこそが身体が五感によってコントロールされている証明です。
もし、頭で考えて、腕を引っ込める指令を脳から出していたら、時間がかかりすぎて、指は火傷してしまうでしょう。

もちろん、ゴルフのパターはとても繊細なタッチを必要とする動きです。
そして、再現性が求められます。
いわゆる技術を身につける必要があり、このような単純な動きとは違うのは間違いがありません。
ですが、だからと言って、本来の身体の仕組みとは違う練習を繰り返すと脳と身体は乖離し、誤作動を起こします。
それがイップスです。

さて、話を元に戻します。
では、思考ではなく、五感でするにはどうしたら良いか?

パターの場合、最も効果的になるのが触覚です。
ボールをインパクトした時の衝撃の強さや感触を感じます。
この感触によって、ボールはコントロールされるのです。
好みの味の料理を作るには味見をして、塩加減を調整しますよね。
これと同じです。
自分がイメージする距離にボールをコントロールする為にはインパクトの瞬間の衝撃の強さを味見するわけです。
こうする事で、感覚でパターをするきっかけがつかめるはずです。

パターのイップスになってしまった人が間違ってもやってはいけない練習はグリップや腕、肩などの動きを意識して練習する事です。
身体を意識して動かそうとすればするほど、イップスは進行して、余計に症状がひどくなります。
それだけは注意してほしいと思います。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です