テニスが上達するヒントは自分の中にあります。
それは、結局答えは「自分自身が見つける」って事です。
私はレッスンでは基本的に答えを教えません。
「答えを教えないって、レッスン料貰って答えを教えないの!?」
はい、教えません(笑)
私はただ、プレーヤーが自ら閃くための状況を用意するだけです。
私が答えを指導するわけではありません。
人はみんな全く違う感性や感覚を持っています。
プレーヤーはみんな私以上の素晴らしい可能性を持っています。
私の答えを指導する事は逆にその方の可能性を阻害する事になります。
ですから私は指導はしません。
その替わりにその方の本来持っている可能性が発揮されるための条件を整えます。
結局伸び悩むという事は本来のその方の能力が発揮されていないだけです。
その方の中にはまだまだ可能性が眠っているのです。
何も新しく別のところから持ってくる必要がありません。
まだ、気付いていない扉を開けるだけ。
これができれば、いろんな事ができるようになります。
逆に、答えを別にところに探していろいろ試してもあまり効果はないという事です。
私は大脳生理学を学んだおかげでこの事を教えていただきました。
大切な事なのでもう一度言いますね。
「答えは自分の中にあります」
理想や正しい方法を身につける必要はありません。
そんな物はもう自分の中にあります。
後はそれをどうやって引き出すか?
これが大事。
答えを中に探すのか?
それとも外に探すのか?
これは大きな違いですよ。
お宝を家の外に探しに行った。
でも、どこをどう探しても見つからなかった・・・
でも実はお宝は自分の家の中の自分でも気付かなかった隠し金庫の中にあった・・
こんな感じです。
探す方向が違いますよね。
本当は自分の家の中に目を向ければよかったわけです。
テニスの答えってこんな感じです。
ですから、私は何もしません(笑)
ただ、自分の中から答えを見つける為の条件を整えます。
それが実は一番の早道なんです。
答えをもし、外に探しに行っているなら、一度自分の中にも目を向けてみてください。
これまで気付かなかったお宝にきっと出会う事ができますよ(・∀・)b
本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
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