今回のテーマは「時間管理」です。
前回、目に見えない物の大切さについてお話させていただきましたが、時間も目に見えませんね。
でも、確実に存在します。
そして、非常に大切な物です。
と言うより、全ての結果には必ず、時間が関係しています。
「タイミング」や「間」と言っても良いかもしれません。
いくら正しいと思われる事でも、時間、間、タイミングがずれていれば、結果はでません。
逆にタイミングが合っていれば、それは自分がイメージした事を実現する原因になります。
ビジネスの世界でも良く言われます。
「二歩先では成功しない」「一歩先が丁度よい」
もちろん、遅れる事はもっての他です。
これはテニスも同じ、全ての原因は時間にあります。
ところが、残念な事に世の中の常識ではこの考え方ではありません。
「何をするべきか?」
ここに焦点が当てられています。
どんな振り方をすると良いか?
どんな使い方をすると良いか?
どこに打てば良いか?
・・・・・・・・
これらには時間の概念がありません。
なので、残念ですが、いくら実践してもイメージした事は起こりません。
では、「時間」「間」「タイミング」が意図されるとどうなるか?
「いつ?」これに焦点が合ってきます。
その結果、「間」やタイミングを計るようになります。
そして、それを合わせる事ができるようになります。
そうなれば後は簡単、自動的に何をすれば良いかも解ってきます。
そして、これができるようになります。
いかがでしょう?
時間の大切さが伝わったでしょうか?
いつも、長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
今後とも応援よろしくお願いします。
Feeling Tennis
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
コメント
おばんどす(^^;;;、とーちゃんどす。
今日のテニスで、これ、実感しました。
例えば、リターンです。
結果は、返っていました。自分が理想とする(イメージしたのと違う)ボールでしたが…。
それでも、相手は、足元のボールをミスしたり、浮かせたり…。
その浮かせたボールをペアが決め損なったりもありましたけど(^^;;;。
フィーリングテニスの原点は、テニスの王子様で言っていた『無の境地』だとも、思っています。
ちょっと若い頃の、とーちゃんが言っていた、ミスした時に『邪念が入った!』と言っていたことと、相通じるものがあるかも知れませんね。
では、また。
そうですね、フィーリングテニスではボールへの集中力を上げる事を根幹にしています。いくら高いレベルのテクニックを身に着けても、ボールへの集中力が下がるとボールと時間を合わせる事ができないので、結局ミスしてしまうんですね。
テクニックレベルを上げる事と同時にボールへの集中力を上げる、その二つのバランスが取れている時にのみ、レベルの高いボールをミスする事無く打つ事ができるようになるんです。