フォアストロークの打点が近い問題の原因と解決方法

DVD
この記事は約2分で読めます。

こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

さて、今日は「フォアストロークの打点が近い問題の原因と解決方法」をテーマにお話しします。
では、まず、結論です。

フォアストロークの打点が近くなる問題の一番の原因、それは股関節が使えていない事。
その為に、體が回ってこない事です。
更に言えば、體が回らず、腕やラケットがボールに近づいていく事。
この動きでボールを打とうとすると、フォアストロークの打点は必ず近くなります。

腕の動きと胸の向きには基本原則があります。
それは、胸が閉じられると掌は地面を向き、胸を開くと掌は空を向くと言う事。
これは、上半身を動かす時の自然な動きです。
この動きに反すると、腕は適切に使う事が出来なくなります。

では、フォアストロークの場合、どのように使うべきか?
まず、インパクトの瞬間、胸の向きは必ず前を向く事。
これが必須です。
そして、その為に、横を向いたテークバックの状態から股関節を使って體を回す事。
これが重要です。

胸が前を向く、そして、開く事で腕を横に位置します。
こうすると、ラケット面は地面を向く事なく、ボールを厚く捕らえる事が出来ます。
次の瞬間、體が回った遠心力によって、腕は前方に移動しながら、胸が閉じられていきます。
この時、ラケット面は地面に向きながら移動していきます。

この動きが出来ると、ボールとコンタクトする瞬間、腕は體の横に位置する、いわゆるストレートアームの使い方になり、打点が近くなる事は無くなります。

ところが、股関節を使って體を回さないと、胸が前を向く事がありません。
その為、腕やラケットがボールに近づいて行きます。
この動きをすると、必ず、ラケットは地面に向いて移動します。
いわゆる「ラケットが被さった状態」になります。
ラケット面が被さるわけですから、当然、ボールを捕らえる事が出来ません。

では、この時、體はどうするか?
肘を曲げて、掌を上に向けて、ラケット面が被さらないようにします。
この状態になると、なんとか、ボールを捕らえる事が出来るからです。

ただし、肘を曲げて、面が被さらないようにする為に、必ず打点が近くなります。
打点を離そうとすると、ラケット面が被さってしまうからです。
これが打点が近くなる人に起こっている現象です。

では、この問題を解決するには、どうしたら良いか?
一番効果的なのは股関節を使い、胸を前に向ける事。
その状態でボールとコンタクトする事です。
この状態になれると、腕を伸ばした状態でボールを捕らえる事が出来ます。
そうすると、自然と打点は體から離れます。
そして、心地よい位置で打つ事が出来ます。

下記の動画で、この辺りを詳細に解説しています。
フォアストロークの打点が近くなってお困りの方は参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました