こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。
今回は上手くなる為に必要なアドバイスの捉え方についてお話しします。
アドバイスは捉え方や使い方を間違えると、上手く使いこなせないだけではなく、弊害になる可能性があります。
それはアドバイス自体の優劣や正誤ではありません。
自身の捉え方でどちらにも転ぶものです。
つまり「諸刃の剣」と言うわけです。
この事を知っておかないと、素晴らしいアドバイスであっても「それが原因でテニスが下手になる」可能性すらあるのです。
では、アドバイスとは何か?
まず、結論です。
アドバイスは単なるヒントです。
それ以上ではありません。
ましてや、絶対ではないのです。
全ての人に共通する絶対のアドバイスは存在しません。
様々な状況、状態によって、変わってしまう物なのだからです。
例えば。
「トップスピンを打つ為にはラケットヘッドを下げる」と言うアドバイスは10年前は正しいアドバイスとされてきました。
ですが、今は違います。
ヘッドを下げると、トップスピンは打ちにくくになる事がわかってきました。
逆にヘッドを下げないように、ボールとの位置関係を変える事がポイントになります。
なんと、そのアドバイスは真逆です。
これはトップスピンの技術が進化したからです。
このようにアドバイスとはその時々で変わるものです。
ある時、ある人には有効であっても、逆に弊害になるケースが多々あります。
アドバイスとはそういう物なのです。
では、このアドバイスを上手く活用するにはどうすれば良いか?
それはアドバイスをそのまま覚えようとしない事です。
アドバイスとはあくまでもヒントであり、自分に必要なのか?それとも不要なのか?
自分で試してみる事が大切です。
ところが、捉え方を間違えると「アドバイスを実践し、覚えると上達できる」と勘違いしている場合があります。
これは非常に危険です。
逆にそのアドバイスが弊害になり、テニスが下手になる可能性があるからです。
今回の動画はその辺りの解説です。
「コーチのアドバイス通りに練習しているのに中々上手くなれない・・・」
こんな方はこの動画を参考にしてください。
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