レベルアップに不可欠、回転をかける二つの方法とその違い

テニスの上達の為に
この記事は約2分で読めます。

テニスではトップスピンやスライスなど、ボールに回転をかける技術がとても重要になります。
ボールに回転をかける事で安定性や攻撃力、守備力が増すからです。
その為にトップスピンやスライスをかける練習をしている方も多いと思います。

ところで、ボールに回転をかける方法には二つの方法があるのはご存知でしょうか。
一つはラケットがボールの回転方向を追いかける方法
そして、もう一つはラケットがボールの回転方向を追いかけない方法
いわゆる、歯車が回るギアのように進行方向から離れて行こうとする方法です。

さて、この二つの方法、いったい何が違うのか?

実は後者のギア効果を利用した方が、ボールの回転量、推進力ともに大きくなります。
これは、ラケットがボールの回転方向を追いかけてしまうとボールの表面を擦る事になり、中心にエネルギーを加える事が出来ないからです。

それに対し、ラケットがボールの回転方向を追いかけない方法はボールの中心に向かって回転や推進力を与える事が出来ます。

そのために、スイングの出力自体が同じでも、ボールに与える影響が大きく変わります。
簡単に言えば、効率よく、回転、スピードを与える事が出来ると言う事です。

ちなみにいわゆるエッグボールや厚い当たりなどと表現されるボールを打つ為に必要なのが後者の回転のかけ方です。
前者の回転のかけ方では、回転自体はかかっていても、薄い力のないボールになります。

そのために、上級者を目指す方にはぜひ、練習してほしい技術です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました