テニスの技術は「塩梅」で成り立っている

テニスの上達の為に
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こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

さて、早速ですが、今日のテーマです。

今日は「塩梅」
こんなテーマでお話しします。

塩梅(あんばい)とは?

元々は梅干を漬ける時に出てくる梅酢の事で、塩加減を間違えると味付けが変わってしまう事から。
「良い塩梅」「悪い塩梅」と言われていたものが、物事の具合や様子を表す言葉として使われます。

ちょうど良い塩梅とは、上手くバランスが取れている状態と言う事です。

では、話をテニスに戻します。

テニスの技術は塩梅が非常に重要です。
程よい塩梅に気づく事がテニスの練習で最も重要な事です。

例えば、打点。
前過ぎるのも、後ろ過ぎるのも違います。
遠すぎるのも、近すぎるのも違います。
早すぎるのも、遅すぎるのも違います。

ちょうど塩梅の良い打点が存在します。

テークバック完了時の拳の位置。
後ろ過ぎるのも、前過ぎるのも違います。
身体から離れすぎるのも、近すぎるのも違います。

ちょうど塩梅の良い位置が存在します。

ダブルスのポジション。
ネットから離れすぎるのも、近すぎるのも違います。
サイドラインから離れすぎるのも、近すぎるのも違います。

ちょうど塩梅の良いポジションが存在します。

言い出したらキリがありませんが、テニスの上達には全て塩梅が必要です。
案外、この事が抜け落ちている方が多いです。

例えば、打点。
「打点は前」とよく言われますが、この事を意識する人はちょうど良い塩梅に気づく事が出来ません。
前を意識しすぎて、バランスを崩すからです。

他の事も全て同様です。
片方を意識していては塩梅に気づく事が出来ないのです。

ちょうど良い塩梅に気づくには、両方を体験する事。
これがとても重要です。

例えば「打点が後ろ過ぎます」とアドバイスされると。
普通であれば「もっと前で打とう」とすると思います。

これ自体は悪い事ではないです。
ですがこれだけでは、ちょうど良い塩梅に気づく事は非常に難しいです。

むしろ、逆に、更に後ろで打ってみるのです。
そうすると、後ろで打った事による違和感を感じます。

そして、普段通りの打点で打ってみます。
すると、先ほどよりも前で打つ体験ができます。

その体験が出来ると、その体験を元に更に前で打つ体験がしやすくなります。
「前で打つ」と言う概念を身体が体験するからです。

他の場合も同様です。
塩梅に気づくには、とにかく、両方の体験が必要です。

両方を体験するから、ちょうど良い塩梅に気づく事が出来るのです。

料理の味は、濃すぎても、薄すぎてもダメなのです。
ちょうど良い塩梅の時「美味しい」と感じるわけです。

その味に気づくには、濃すぎる味と薄すぎる味の両方を体験する必要があります。
どちらか一方しか体験していないと、ちょうどの塩梅に辿り着く事はありません。

これとテニスは基本的に同じです。
ところが、テニスの場合、正しい事を目指し、正しい事だけを練習しようとする方が非常に多いです。

残念ながら、これでは、ちょうど良い塩梅に気づく事は出来ません。

別に良いんです。
正しい事でなくても。

「前過ぎる、後ろ過ぎる」
「早すぎる、遅すぎる」
「大きすぎる、小さすぎる」
「力を入れ過ぎる、力を抜きすぎる」
・・・・・・

とにかく、あらゆる事を経験します。
すると、センターやニュートラルがだんだん分かってきます。

これが「ちょうど良い塩梅」というやつです。

正しい事だけを目指すと、センターやニュートラルはいつまでも分かりません。
得てして、自分が思う(考える)センターやニュートラルは違います。

違うからこそ、望むパフォーマンスを発揮できていないのです。
本当のセンターやニュートラルが分かると、パフォーマンスは自ずと望む物に近づいていきます。

再三お話ししますが、テニスの上達にメンタルのブラッシュアップは不可欠です。

ちょうど良い塩梅に気づく為のバランス感覚や捉え方の柔軟さ。
これらも非常に大切なメンタルタフネスの一つです。

捉え方に柔軟性が無くなると「バランスが崩れた思い込み」の練習をただ繰り返す事になります。
これでは、上達するのは難しくなるのは容易に想像できると思います。

テニスは常にバランスで成り立っています。
その為には「ちょうど良い塩梅に気づく」センスが必要です。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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