テニスは心技体のバランスが必須です。
このバランスが崩れていると、努力は空回りします。
そこで、今回は「心」と「体」の関係について少しお話しします。
では、まず、結論です。
体は心が動かしています。
これは間違いがない事実です。
日常の生活をちょっと思い返してみてください
そのほとんどは体の動き方を意識する事無く、自動的に動いています。
ただし、その動きには必ず心の動きがあります。
「お腹が減ったなぁ」と心が動くから食事をします。
「買い物に行きたいなぁ」と心が動くから、足が動きます。
これが心と体の基本原則です。
そして、この基本原則はテニスにおいても同じです。
なぜ、アルカラスはあのような素晴らしいフォアストロークを打つのか?
なぜ、フェデラーのサーブの精度は凄いのか?
大元を辿ると、そこに必ず心の働きが存在します。
心の働きは身体を動かし、そして、フォームが生まれます。
フォームや打ち方は心の働きや動きの結果です。
ここを勘違いして、心の働きを度外視して、フォームや打ち方だけを真似ようとすると厄介な事になります。
メンタルトレーニングと聞くと、多くの方は「精神力を鍛える」と捉えがちです。
私も昔はそう思っていました。
でも、実はそうではないのです。
本質はもっとシンプルです。
「身体は心が動かしている」
これが基本原則です。
この事に気づく事が出来れば、テニスの上達には心の動きや働きが欠かせない事が分かります。
これは選手だけではなく、レジャーでテニスをする人も含めて、全てのテニスプレーヤーに共通です。
ちょっとした心の動きの違いによって、テニスのパフォーマンスは大きく変わります。
そして、上達の速度も変わります。
テニスのメンタルトレーニングに興味をお持ちの方なら、尚更です。
まずは、「身体は心が動かしている」これを知っておきましょう。
ここから、様々なヒントが見つかります。
下記の動画では更に詳細な内容をお話ししています。
興味のある方は、ご覧ください。
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