テニスで最も大切な事、それはボールを「観る事」です。
ボールを「見る事」ではありません。
「ボールを見る事が大切」と聞くとほとんどの方は「何を今さら」と思うかもしれません。
ですが、実は私たちの目は、思っているほど、ボールを観ていません。
多くの場合、ボールを見ているのです。
目は意識や興味を直結しています。
そのために、興味を持っている物を「観よう」とします。
ところが、興味を持っていない物は、いくら視界に入っていても「観る」のではなく、「見て」しまうのです。
つまり、見学するように眺めてしまうわけです。
実はこれがテニスを難しくします。
テニスボールは注意力を向けて、しっかりと観ないと、その動きや速度、タイミング、弾み、などが分かりません。
これらが感覚的に分からないと、上手くヒットできません。
この状態でいくら練習をしても、テニスは中々上達しません。
まずは、ボールは「見ない」で、しっかりと「観る事」
この違いが感覚的に分かると、テニスは驚くほど、急激に上達します。
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