イメージの勘違いを解く

テニスの上達の為に
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こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

さて、早速ですが、今日のテーマです。

今日は「イメージの勘違いを解く」
こんなテーマでお話しします。

まず、大前提として、知っていただきたい事をお話しします。
それは「身体は100%イメージ通りに動いている」と言う事です。

「イメージは出来るんだけど、出来ない」
「イメージは分かるんだけど、身体がその通りに動いてくれない」

こんな風に考える方がいますが、これは違います。
身体は常にイメージ通りに動いています。

人間の身体は非常に精密に出来ています。
基本的にイメージと違う動きをする事はありません。

もし、本当にイメージ通りに動かないのであれば、それは身体に何らかの支障がある場合のみです。(特に自律神経などの神経系の働きなど)

健康な身体であるなら、身体は必ずイメージ通りに動いています。
まずはこの事を知っておく必要があります。

では、身体はイメージ通りに動いているのに、なぜ、望むプレーが出来ないのか?

答えは簡単です。
イメージに何か問題があるからです。

ところが、多くの場合「イメージは正しい、身体が上手く動いていない」と考えがちです。
これは、私がおすすめする考え方とは真逆です。

私がおすすめするのは「身体は正しい、イメージに問題がある」と言う考え方です。

この発想の違いは非常に重要です。
全ての練習の根幹になるからです。

では、今日の本題です。

一見、正しそうに思えるイメージでも、実は勘違いが含まれています。
その実例をお話しします。

跳び箱をイメージしてください。

高い段数の跳び箱を飛ぼうとすると、普通は助走をしっかりと取って、その勢いを使い、高く飛ぼうとすると思います。
ですが、実はこのイメージは間違っています。

残念ながら、このイメージでは、高い段数の跳び箱を飛ぶ事は出来ません。
高く飛ぶには、助走後、踏み切る瞬間に後ろに飛ぶイメージが必要です。

なぜなら、助走によって、生まれた前方へのエネルギーを考慮せずに高く飛ぼうとすると身体は上ではなく、前に飛んでしまうからです。
これでは、前に飛ぶ距離は長くなりますが、高さが足りなくなってしまいます。

その為に、高い段数の跳び箱を跳び越す事が出来ないのです。

助走で生まれたエネルギーを高さに変えるには、踏み切る瞬間にエネルギーの向きを変える必要があります。
その為に必要なイメージが「前ではなく、後ろに飛ぶ」と言うイメージです。

つまり、跳び箱は高くなれば、なるほど、「前ではなく、後ろに飛ぶ」と言うイメージが必要になるわけです。
この勘違いに気づけないと、跳び箱は高く飛べません。

ところが、この勘違いに気づけない人は「イメージは高く飛べているんだけど、身体が上手く動いてくれない」となってしまいます。

さて、話をテニスに戻します。

実はテニスのテクニックにも、これと同じような「イメージの勘違い」がたくさんあります。
「イメージの勘違い」が厄介なのは自分にとっては「当たり前の事」だからです。

「高く飛ぶには、助走をとって、飛ぶ」は当たり前の事です。
むしろ「後ろに飛ぶ」方が不自然に思うでしょう。
ですが、その不自然なイメージこそが必要なわけです。

テニスにもこれと同じ事がたくさんあります。
自分にとっては「不自然なイメージ」が実は必要なイメージだったりします。

この事に気づけると「身体は正しい、イメージに問題がある」と言う考え方が分かると思います。

テニスは見た目は簡単そうですが、とても繊細なスポーツです。
それゆえに、当たり前ではない、不自然なイメージがたくさん必要です。

では、一見、不自然でありながら、必要なイメージに気づくには?

まずは「イメージは正しい、身体が上手く動いていない」と言う考え方から。
「身体は正しい、イメージに問題がある」と言う考え方にシフトする事です。

これが出来ないと、いつまでも「イメージは正しい」から抜け出す事が出来ません。

再三、お話ししますが、テニスは練習量や努力と上達が比例しません。
小さな気づきが上達を左右します。

その為には、頭は柔軟である必要があります。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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