テニスの強さ

テニスの上達の為に
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さて、今日のテーマは「テニスの強さ」
テニスにはいろんな楽しみ方があります。
技術的な上達が全てではありません。

例えば、代表的な楽しみに一つと言えば、「試合の強さ」です。

この楽しみを求めて練習している人も多いと思います。
今日はそんな方にアドバイスです。

「試合の強さ」は相手との関係で生まれる物です。
つまり、絶対的な物ではなく、相対的な物だと言う事です。

たとえば、ランキングが200位のプレーヤーと100位のプレーヤーが対戦すると100位のプレーヤーが「強い」と言う事になります。

100位のプレーヤーと50位のプレーヤーが対戦すると50位のプレーヤーが「強い」と言う事になります。

つまり、「強さ」とは決まった物があるわけではなく両者によって生まれる物なんです。
この事に気付けると練習の質が変わります。

強くなりたくて練習しているのに中々強くなれない人がいます。
残念ながら、このような人は「強さ」を勘違いしているケースが非常に多いです。

「強さ」を相対的な物ではなく絶対的な物だと考えているのです。
その為にある技術を身につければ「強くなれる」と思ってしまうわけです。

でも、現実はそうではありません。
「強さ」に大切な物は技術ではありません。

「強さ」に必要な物は相手との関係の作り方です。
相手との関係そのものが「強さ」だからです。

相手との関係に興味を持つようになると練習の質が変わります。

相手の状態や出方、考えている事・・・
こう言う物にも興味を持つようになります。

すると同じ技術であっても「いつ、どこで、どんな事をするのか?」が全く変わってきます。
いくら技術的に高くても「いつ、どこで、どんな事をするのか?」
これを間違えると強さを発揮する事は出来ません。

技術のレベルが変わらなくても「いつ、どこで、どんな事をするのか?」が変われば、状況は一変します。
ここに「強さ」の秘密が隠れています。

ところが「強さ」が中々身につかない人は関係性ではなく、絶対的な物に強さを求めがちです。

例えば、それが、ショットの精度や威力や配球の展開やセオリーです。
これらは、あくまでも相手との関係を作る駒の一つでしかありません。

その駒を「いつ、どこで、どのように使うか?」が相手との関係を作ります。
つまり、駒を身につける事と相手との関係性は全く次元が違うものだという事です。

「強さ」を身につける為にはここに気付く必要があります。
ちなみにこの気づきには即効性があります。

技術や体力のレベルは急激に上げる事は出来ません。
ですが、相手との関係性を変えるのはイメージであり、発想です。

その為に急に変化する事も可能です。

ぜひ、相手との関係性に興味を持ってみてください。
必ず、状況は一変するはずです。

相手を掌の上で転がすのは
とても楽しい物ですよ( ̄ー ̄)ニヤリ

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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