テニスにおける體の役割

テニスの上達の為に
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私たちの體は末端部である腕や脚、そして、中心部である体幹、大きく二つに分ける事が出来ます。
この二つはそれぞれ、全く違う役割を持っているからです。
そして、このそれぞれの役割通りに使う事で、體を効率よく使う事が出来ます。
また、テニスのレベルアップにも欠かせません。

では、末端部である腕や脚はどんな役割か?
これは、感覚器としての役割を持っています。
そして、中心部である体幹は出力機です。

つまり、車に例えると。
末端部=タイヤ=感覚器
中心部=エンジン=出力機
こんな風に考える事が出来ます。

この原理原則から外れると、フォームや動きに問題が出てきます。
また、伸び悩みの原因にもなります。

例えば。
腕を感覚器ではなく、出力機として使っている場合。
いわゆる「手打ち」と呼ばれる状態ですが。
この場合は、腕は出力機として使っているために、ボールを感じる為の感受性は著しく下がった状態でボールとコンタクトします。
そうするとボールをコントロールする為の感覚的な情報(ボールに伝わる強さや回転や方向の感覚情報)をキャッチする事が出来ません。
そのために、ボールを打つ事は出来ても、それをコントロールする為の感覚がいつまでも掴む事が出来ないのです。

更に、末端部で作るエネルギーは非常に小さく、ボールの威力を上げる事も出来ません。これは、故障や怪我の原因にもなります。

いずれにしても、體にはそれぞれ役割があり、レベルアップの為にはその役割通りに使ってやることがとても重要になります。


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