フォアハンドの低いボールの打ち方

テクニック解説
この記事は約2分で読めます。

今回はフォアハンドの低いボールの打ち方について解説します。
では、こちらをご覧ください。

まずはフェデラーから

続いて、錦織選手

最後はナダル

それぞれ、低い打点でヒットしている物をピックアップしてみました。
さて、ここから、分かる事は。
まず、基本的には打点の違いによって、上半身のテークバックが変わるわけではないという事です。
それぞれの最初の画像を見てもらうと分かると思いますが、この状態では低いボールを打つのか?それとも通常のボールを打つのか、ほとんどわかりません。
つまり、特に準備の仕方を変えているわけではないのです。
これは上半身の捻りのエネルギーを作る為に必要な動きをしているからだと考えられます。

次に気が付くのが膝、腰の使い方です。
一般的には低いボールを打つには膝を曲げて腰を落とすようにアドバイスされる事が多いですが、これらの膝、腰を観察してみてください。
彼らは膝を曲げて、腰を落としているでしょうか?
そんな事はしていませんね。
実は彼らは膝を曲げて腰を落としません。

その代わりにしている事が二つあります。
一つは「歩幅を少し広めにする」
もう一つは「骨盤からの前傾姿勢を作る」
この二つです。
特に大切なのは骨盤からの前傾姿勢です。

フェデラーと錦織選手は横からの画像なので少し分かりにくいかもしれませんが、こちらのナダルの画像をご覧ください。

通常のボールを打つ時より、上半身が前に倒れているのがわかると思います。
例えれば、ゴルフのフォームをイメージしてもらえると良いと思います。

ゴルフはボールが地面にあるので、体軸が地面に垂直ではなく、膝に余裕を持たせて、骨盤から前傾姿勢を取りますよね。
これと非常に良く似ているわけです。

この状態を作る事で、よりスムーズに上半身の捻り戻しの動作を使う事ができます。
つまり、それだけ、筋力ではなく、身体の動きによってエネルギーを使えると言う事です。

低いボールはネットにかかりやすく、かと言って、単純に上に向かって打てば、今度はアウトの確率が上がります。
この問題を解決するにはボールにスピンをかける事が必要になります。
その為には上半身の捻り戻しのエネルギーを必要です。
それには、膝を大きく曲げて、腰を落とすのではなく、彼らのように骨盤を少し前に倒し、自然な前傾姿勢を作る事で、スムーズにボールに回転をかける事ができます。

良かったら参考にしてみてくさい。
本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

コメント

  1. wp_feel より:

    こんにちは。
    ご講読ありがとうございます。
    ところで、お名前、メールアドレスの件ですが。
    「メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です」とご連絡させていただいているとおり、アドレスは公開しておりませんがお名前は表示される仕様となっております。
    ご都合が悪ければ、すぐに削除しますので、ご連絡くださいね。

タイトルとURLをコピーしました