コントロールが不安定な人の「高さの勘違い」

テニスの上達の為に
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さて、今日のテーマは「高さの勘違い」です。
テニスの伸び悩みの原因はちょっとした勘違いです。

勘違いが解消されると驚くほど簡単に悩みは解消します。

ただ、どこでどんな風に勘違いしているか?
これは人によって様々で決まった物がありません。

ですが、多くの人が勘違いしやすい傾向はあります。
ボールが飛んで行く高さもその一つです。

多いケースは「ボールは高く飛び出すと遠くに飛ぶ」という勘違いです。
物理的に一番遠くに飛んで行く角度は45度です。
(厳密に言うと、打点の高さによって多少違います。)

45度よりも角度が狭くなっても、広くなってもボールが飛ぶ距離は短くなります。
その為に、確かにボールが飛び出す角度を低くすれば、ボールが飛んで行く距離は短くなります。

ところが、テニスの場合はネットという障害物があります。

つまり、低くなるとそれだけ、ネットミスをする確率が高まるという事です。

ところが、多くのプレーヤーはボールを低く打ってコートに収めようとします。

これは「ボールは高く飛び出すと遠くに飛ぶ」
という勘違いが大きな原因の一つになっています。

ですが、本当は違います。

ボールは高く打てば打つほど飛んで行く距離は短くなるのです。

例えば、真上にボールを打てばどうなるか?
距離は0m、つまり、真下に落ちてきます。

つまり、ボールがアウトする事が多いなら?
実はもっと高く打てば良いわけです。

もちろん、中途半端な高さでは長くなります。

45度超えてもっと高く打てばボールは必ずコートに収まります。

また、ボールを高く打つ事には別のメリットもあります。

一つはボールにトップスピンがかかりやすい事。
トップスピンがかかると、回転の抵抗によってボールが自然に地面に向かって飛んで行きます。

そして、もう一つは力の加減を必要としない事。
ボールを低く打つ場合は最低でもネットを超える高さが必要です。

ですが、エネルギーが強すぎるとその高さではアウトする可能性があります。

つまり、力の加減をして、コートに収める必要があります。
逆回転がかかっている場合は浮力が生まれ余計に距離が長くなります。

いずれにしても、低いボールでコートに入れるには少なからず、エネルギーを加減する必要があります。

ところが、ボールを高く打つと?

ボールに回転がかかり、インしやすくなります。
また、いくら強く打っても問題はありません。

強く打ってアウトするようなら、もっと上に打てば良いだけです。
最終的には真上にフルショットすれば真下に落ちてくるわけですから。

ですが現実には真上に打つまでに必ずフルショットしてもコートに収まる高さがあります。

実はこの二つのメリットによって実際にはそれほど高く打たなくても確実にコートに収まる角度が見つかります。
感覚的にこの角度が分かればストロークは嘘のように安定します。

ストロークでアウトとネットを繰り返すプレーヤーはこの角度に気づかないわけです。

では、なぜ、気づけないか?

その一番大きな理由が
「ボールは高く飛び出すと遠くに飛ぶ」
という勘違いです。

この勘違いが無い人は
「アウトするなぁ・・・もっと上に打つか、きっと、ボールが落ちて来るだろ」
とイメージします。

ところが、勘違いしている人は「アウトするなぁ・・・もっと低く打たないと」
とイメージします。

同じ現象が起こってもその対処法のイメージが全く違うわけです。

ちょっとした勘違いでテニスが伸び悩む理由はこういう事です。

今回はボールの高さの勘違いについてお話ししました。
ですが、現実はこのようなちょっとした勘違いが無数にあります。

そして、その勘違いが伸び悩みの原因です。
つまり、上達とは勘違いを解消する事とも言えます。

では、どうすれば勘違い解消するか?
答えは一つです。

「現実を注意深く観察する事」
これが答えです。

「ボールは高く飛び出すと遠くに飛ぶ」
この勘違いも現実を見ていないから起こるのです。

確かに高く飛んで行ってアウトした事もあったでしょう。
ですが、全てのボールがアウトしたわけではないはずです。

中には高くてもコートに収まっているボールが必ずあったはずなのです。

ところが印象や心象で「ボールは高く飛び出すと遠くに飛ぶ」
と決めつけてしまうと勘違いが発生します。

現実をよく観察すれば45度を超える高さの場合は距離が短くなっている事に気づく事が出来るでしょう。
そうすれば、勘違いは発生しません。

大切な事なのでもう一度お話しします。

全ての勘違いの原因は現実を注意深く観察していない事です。
そして、勘違いを解消する答えも現実を注意深く観察する事です。

現実に気付けば、勘違いは自然と解消します。
そして、テニスも嘘のように簡単に上達します。

「え!どうして??
どうして出来るようになったの??」

これは勘違いが解消したプレーヤーが発する言葉です。

自分でもなぜ、出来るようになったか分からない位努力感なく、簡単に出来てしまいます。
あなたにもぜひ、そんな体験をして欲しいと思います。

本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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