目だけに頼るとテニスは伸び悩む

テニスの上達の為に
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こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

さて、早速ですが、今日のテーマです。
今日は「目だけに頼るとテニスは伸び悩む」
こんなテーマでお話しします。

常々「テニスは五感でするもの」とお話ししています。

テニスは想像以上に繊細なスポーツです。
頭で考えて上達できるようなものではありません。

頭で考える事なんて、しょせん知れています。
理論や理屈はとても大雑把な物で、テニスにはほとんど役に立ちません。

むしろ、頭を使う事は弊害になります。
大人より子供のほうが上達が早いのはその為です。

大人になってからテニスを始めるとどうしても、頭に頼ってしまいがち。
それがかえって、テニスの上達を遅らせます。

と言う事で、テニスは頭を使わず、五感を使う。
これが大切です。

と言っても、実際に使うのは視覚、聴覚、触覚です。
味覚、嗅覚を直接使う事はありません。

さて、ここからが今日のテーマ「目だけに頼るとテニスは伸び悩む」と言う話です。

私たちは外界の情報の80%以上を視覚によってキャッチしていると言われています。
簡単に言えば、目に頼って、色んな情報を得ているわけです。

確かに目は非常に優れた感覚器官です。
その物の存在を把握するのにとても優れています。

ただし、繊細な質を感じるにはあまり適していません。

例えば。
味覚と視覚を比べてみましょう。

塩と砂糖。
どちらも白い粉です。

見た目は非常によく似ています。
でも、味は全然違います。

では、塩と砂糖を間違えないようにするにはどうすれば良いか?
答えは簡単。
舐めれば良いんです。

つまり、味と言う質を把握するには視覚よりも味覚の方が適しているわけです。

では、上質なコットン生地とそうでないコットン生地。
「どちらが上質か?」を把握するには?

答えは簡単。
指で触れて、肌触りで判断すれば良いんです。

このように実は、視覚は質を感じるには適していません。
ただし、全体像を捉えるには非常に優れています。

それに対して、聴覚、触覚、味覚、嗅覚は「対象の質を捉える事」に優れています。

ここを勘違いしてはいけません。

あまりにも視覚の使い勝手が良い為に、視覚が万能のように感じてしまう方が非常に多いです。
でも、それは勘違いです。

目は大雑把な情報しか得る事が出来ません。
これはテニスにおいても同じです。

ボールを目で観るだけではテニスは上達しません。
もちろん、目でボールを観る事は非常に重要です。

その上で、お話ししています。

聴覚と触覚、この使い方でテニスに大きな差が出ます。
特に触覚は重要です。

ラケットがボールに触れた時に、その感触を「肌触り」で感じる事が出来るか?
ここで上達に大きな差が生まれます。

先ほど、コットン生地の例を出しましたが。
目で観て分からなくても、肌触り(つまり、触覚)を使えば、簡単にその質が分かります。

テニスのボールも同じです。

インパクトの瞬間、触覚の感度を上げれば「その時、どんな風にボールと触れ合ったか?」を感じる事が出来ます。
そして、その違いは全て結果に現れます。

例えば。
「ラケットのどこに当たった?」
「どんな風に当たった?」
「ボールにはどんな回転がかかった?」
「ボールがインする?アウトする?」
「ボールに押された?押した?」
etc.

言い出したらキリがありませんが、とにかく、ボールに関する様々な情報をキャッチできます。
そして、その情報が蓄積されれば、今度はそれを意図的に使えるようになります。

ボールの勢いや回転の種類や量。
または、飛んでいく方向や角度。

こういう物をコントロールできるようになるのです。

ボールのコントロールは「フォームでするもの」と思っている方が非常に多いです。
また、そうアドバイスするコーチも多いです。

ですが、私は「それは違う」と思っています。
フォームでは繊細にボールを操る事が出来ません。

ボールは触覚、つまり、肌感覚でコントロールする物です。
この感度を磨かないと、テニスは上手くなれません。

私たちの日常生活をちょっと振り返ってみてください。

必ずしも視覚に頼っているわけではないはずです。

聴覚や触覚、味覚や嗅覚。
それぞれの感覚をそれぞれの状況に応じて、自然と使っています。

何故なら、そうしないと「質」を感じられないからです。

ところが、何故だか、テニスに関しては見た目のフォームや打ち方に頼ろうとします。
そして、それらを視覚で確認しようとします。

冷静に考えてみれば、これは非常に不思議な事です。
そして、不自然な事です。

もし、あなたが視覚の勘違いにハマっているなら。
出来るだけ早く、その勘違いから抜け出してください。

もっと肌感覚を使ってください。
そして、聴覚を使ってください。

それだけで、テニスの次元は変わり始めます。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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