こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。
さて、早速ですが今日のテーマです。
今日は「プラシーボ効果とテニス」
こんなテーマでお話しします。
いきなりですが「プラシーボ効果」はご存知ですか?
これは有効成分が含まれていない偽薬であっても、その症状の改善効果が見られる事です。
別名、 偽薬効果とも言われます。
特に痛みや不眠、下痢などに対してはその効果が大きく、ある実験では30%の人に「プラシーボ効果」があったと言います。
なんと10人に3人です。
めちゃくちゃ高いですよね。
ちなみに、「プラシーボ効果」が起こる理由は明らかになっていません。
一説では自己暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられています。
では、話をテニスに戻します。
私はテニスにおいてもこの「プラシーボ効果」的な要素は非常に大きいと考えています。
簡単に言えば「私は上手い」と信じている人には「プラシーボ効果」が働く。
つまり「本当に上手くなる」と言う事です。
そして、この影響は非常に大きいと思っています。
ここで少し話を変えます。
「マトリックス」と言う映画をご存知でしょうか?
この映画の中で主演のキアヌ・リーヴスがカンフーの特訓をするシーンがあります。
ここで師匠のローレンス・フィッシュバーンがこんなセリフを発します。
「速く動こうと考えるな。速いと知れ」
これをきっかけにキアヌ・リーヴス扮するネオが覚醒します。
頭で考えず本能で動くことで、自分がめちゃくちゃ速く動けることに気付くわけです。
もちろん、これは映画の1シーンです。
ですが、先ほどの「プラシーボ効果」と絡めて考えると、私はこれは真実だと考えています。
つまり「速いと知る=信じる」事で潜在的な能力が働きはじめ、実際に速く動けるようになると言う事です。
こんな事を言うと。
「そんな超人的な事起こるわけないでしょ」と思うかもしれません。
もちろん、映画中のような「銃弾をのけぞってかわす」なんて事は起こらないでしょう。
ですが、今よりも更にテニスが上達する程度の事は簡単に起こると思います。
なんせ、10人中3人には、偽薬効果が発生するわけですから。
実際、私がレッスンをしていて感じる事があります。
それは、頑張っている人ほど、実は伸び悩むと言う不都合な真実。
精神的にも、肉体的に適度にリラックスしている人の方が圧倒的に上達が早いです。
逆に、気持ちが頑張り過ぎる人は、身体にも力が入り、また、精神的にも余裕が無くて、吸収力が低いです。
これは、ローレンス・フィッシュバーンのセリフで言えば「速く動こうと考えている」と言う事です。
この状態の裏を表現すれば「速く動こうと考えている、何故なら今は遅いから」と言う事です。
つまり、頭で「速く動きたい」と思っていると言う事は「今が遅い」と思っている(=信じている)と言う事です。
その為に、遅い状態が現実化している訳です。
テニスにおいて、この影響は本当に大きいです。
常々、お話ししますが、テニスの上達は努力と比例しません。
一生懸命、頑張ったからと言って、それに比例して上達するわけではないのです。
もちろん、何も練習する事無く上達する事はありません。
ですが、その練習の中身や方向性は非常に重要です。
この事に気づけないと、努力は空回りして報われません。
「プラシーボ効果」と「速く動こうと考えるな。速いと知れ」と言うセリフ。
この二つはプレーヤーの意識改革の為の大きなヒントです。
ぜひ、参考にしてみてください。
本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。


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