こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
さて、先日イメージの事を少しお話しましたが、こんなメールをいただきました。
「いつも拝見させて頂いています。
○○と申します。
フォームや動きではなく、ボールの動き・行き先のイメージということですがよくわかります。
先日、プレーをしていた時、ふと相手コートのオープンンスペースと同時にボールの到達点や軌道が見えて、自然に体が反応してイメージ通りのボールがそのまま現実になりました。
いや、うれしいのなんの・・拍手喝采でした。
どんなフォームで打ったかは定かではありませんがやけにボールがはっきりと見えていました。
サーブでも時折ありましたが、だんだん増えることを期待しています。
土曜日に元プロの方と練習する機会があり、その時も、先入観なしでレシーブをしたらとても速かったのですが、8割はちゃんと返せました。
これからもメール読まさせて頂きます。
楽しみにしております。」
素晴らしい体験をされましたね。
イメージの世界ってこんな感じです。
でも、残念ながらフォームや打ち方をいくらイメージしてもこんな事は起こりません。
ボールに対する集中力が高まったからこそ起こることなんです。
フォームや打ち方の事を忘れてボールに集中してみてください。
きっと面白いことが起こりますよ。
ちなみにこのお便りの補足を少ししておきますね。
勘違いするといけないので。
彼は「ボールの到達点や軌道が見えて」と表現してくれていますが、実際の目で見ているわけではありません。
ボールへの集中力が高まっているので目はボールを追い続けていると思います。
でも「見える」んです。
これこそがイメージ。
目で見ているのではなく、脳の視覚領で直接見ている(感じている)ような状態だと思います。
このあたりは言葉ではなかなか上手く表現できないのですが・・・
ただ、ここでお伝えしたいのはそういう世界を「目で見よう」としても無理と言うことです。
全く次元の違う世界なんです。
彼が体験した世界はあくまでもボールに集中した結果です。
ですから、多分彼自身もそのような物を見ようとしたわけではないはずです。
ただ、ボールに集中したら自動的にでてきた。
ここがポイントですね。
ですので、意識は常にボールに集めるようにしましょう。
目で到達点や軌跡を見ようとするとかえってボールのへの集中力が下がってしまうので注意してくださいね。
さて、今日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
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