テニスは人によって上達するスピードが様々です。
同じ練習を同じだけしたからと言って、同じように上達する訳ではありません。
とても当たり前の事です。
ですが、私にはそれが非常に疑問でした。
そして、そこにテニス上達の本質があると思いました。
なぜなら、上達スピードが違う理由や原因が分かれば、もっとたくさんの方が簡単に上達できると思ったからです。
そして、私はある時、大脳生理学に出会いました。
脳の仕組みを学ぶ事でそれまでの私の疑問はどんどん解消されていきました。
人は脳の使い方次第で、全く違う反応、行動をします。
これはテニスでも同じです。
テニスが早く上達する人は脳の仕組みを上手く使っています。
ところが、伸び悩む人は脳の仕組みに反しています。
もちろん、早く上達する人、伸び悩む人、どちらも、意識して使っているわけではありません。
どちらの方も無意識で自分の思うままに使っています。
ところが、上達が早い人は脳を上手く使い、伸び悩む人は上手く使えていないのです。
逆に言えば、脳を本来の仕組み通り使う事が出来れば、誰もがもっと簡単にテニスが上達できる可能性を持っていると言う事でもあるのです。
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