テニスのダブルスの視線とは?

ダブルス
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今日はダブルスをする時の目線についてお話ししようと思います。
まずはこちらをご覧ください。

「戸村コーチ
こんにちは。

いつもメルマガで貴重な情報を発信して下さりありがとうございます。
毎回深く勉強させてもらっています。

現在、DVDは試合編、スマッシュ編、ボレー編が手元にあり、それぞれに見るたびに気づきを与えて頂いています。

特に試合編で、「視線をボールから切らさないようにする。」という指導があって、それを自分のゲームに応用しましたら、驚くほど反応が良くなってびっくりしています。
ボールを見続けることを自分の習慣にして行こうと意を新たにしています。

ところでアドバイスをお願いしたいことがあります。
昨日一緒に組んだパートナーのベテラン男性から
「振り返ってこちらの打つ時を見ないように。こちらの心配はいらないから、前を向いていて。」と言われました。

私は、ボールを見るために振り返っていたのですが、自分の打ち方を心配していると勘違いされたようです。
(他の男性にも言われたことがあります。)

こういう場合どうすればよいでしょうか?
パートナーの言うことを聞いて、この方と組む時は振り返ってボールを見ないようにするのが得策でしょうか?

ボールを見続けることのメリットを肌で感じ始めているだけに、この習慣を自分の血肉にしたいのですが、ダブルスはパートナーに気持ち良くプレーしてもらわなければならない面があるとおもいますので、パートナーの言うとおりにしておいた方がよいのかと迷っています。
(パートナーと言ってもそのゲームだけのパートナーで、試合に出るのではありません。)

お忙しい中恐縮ですが、アドバイスを宜しくお願い致します。」

さて、いかがでしょう?
もしかしたら同じような事でお悩みの方がいるかもしれません。

ちなみに私の答えはこんな感じ。

「こんにちは!戸村です。

いつも応援ありがとうございます!
さて、早速ですが、ご質問にお答えしますね。

まず、結論です。
別に気にしなくても良いですよ。

一番大切な事は自分の感覚を大事にすること。
そして、自分の感覚を信じてプレーする事です。

結局、能力を発揮しているプレーヤーは自分の感覚を信じてプレーしているんです。
イチロー、タイガーウッズ、フェデラー・・・・

みんなそうです。
だから、誰かに何か言われても自分の感覚を変えようとはしません。

その為に個性があるんですね。

逆に自分の感覚に自信が持てずに周りの一般的な常識に影響されると本当の自分の可能性を発揮する事ができません。
なので、自分が「良い」と感じた事は自信を持って、とことん実践してください(・∀・)b

とは言う物のペアの方に気持ちよくプレーしてもらう事は確かに大切な事です。
ですから、正直に後に向いている意味をお話しすれば良いと思いますよ。

「あなたを見ているのではなく、ボールを観ているのだ」と言うこと。
そして、その理由は「そうする事で自分は反応が良くなる事が解ったので、それを身につけるように練習している」事を。

こんな話をすると素直に理解してくれるか?
それとも、常識的な方法(後のボールを見ると遅れるから前を見ておくこと)を押し付けてくるか?

大体どちらかだと思います。
前者なら問題ありませんが、後者の時は笑ってスルーするしかありませんね(笑)

でも、自分の信じたことは続けてくださいね。
そのうちに相手も慣れてきて言わなくなります。

でないと相手に気を遣って自分の可能性に蓋をするのは勿体ないです。
自信持ってがんばってください(・∀・)b」

さて、あなたの周りはいかがですか?
未常識な事をするとほとんどの場合、周りは常識的な事を押し付けてきます。

厄介ですね。
もちろん、「周りの意見に耳を傾けず、蓋をしろ」と言っているわけじゃないんですよ。

私は「常識を鵜呑みにしないで検証するべき」だと思うんですね。
そして、自分にとってどうなのか?

ここが大事だと思います。
そして、自分が感じた事には自信を持つ事が大事。

なので、自分が「これは良い」と感じたら常識に惑わされず、実践するべきです。
でないと自分の可能性に蓋をする事になります。

実はフィーリングテニスで紹介している内容はほとんどが未常識なので、実際に実践するとほとんどがこれと同じような状況になると思います。

でも、ぜひ、ご自分の可能性を大事にして欲しいんです。
一般的な常識を押し付けてくる人のほとんどは検証などした事が無い人です。

だって、本当に検証したら常識にはいろんな疑問がある事が解るはずです。
にも関わらず、常識を押し付けてくるという事はただ、「そんなの常識でしょ」で片付けている人。

そんな人達の為に自分の可能性を無駄にするのはもったいないです。
だってそんな人達は何の責任もとってくれません。

その上、常識が変われば、また同じように新しい常識に対して「そんなの常識でしょ」と言ってます。
私はそんな風に思っています。

ぜひ、あなたの可能性を大事にしてください。
あなたは無限の可能性を持っています(・∀・)b

本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

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