テニスの楽しみ

テニスの上達の為に
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こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

さて、早速ですが、今日のテーマです。

今日は「テニスの楽しみ」
こんなテーマでお話しします。

では、まず、結論です。

テニスの楽しみはテニスを理解し、覚える事ではありません。
テニスの楽しみは、実際に相手とボールを打ち合う事です。

「何言ってるの??」
「そんなの当たり前でしょ」
と思われるかもしれません。

ですが、実は案外、この当たり前を忘れてる方がたくさんおられます。

最初はみんな。
「ラケットの真ん中に当たって、気持ち良い」
「狙った所に飛んで行って、嬉しい」
「ラリーが続いて、楽しい」
こんな感じだったと思います。

でも、段々と。
「フォアハンドストロークの正しい打ち方は・・・」
「良いサーブのフォームは・・・」
「狙った所に飛ばす為には、ラケットをこうして、ああして・・・」
こんな感じで「正しい方法」に意識が向きがちです。

確かに、テニスが上手くなるには様々な「コツ」のような物が存在します。

ですが、それに心を奪われてしまうと、それを理解し、覚える事がテニスになってしまいます。
そして、テニスの本当の楽しみを忘れてしまいます。

ここは注意してください。

自転車は乗り方を理解し、覚える事が楽しいんじゃありません。
もちろん、乗れなかった物がだんだんと乗れるようになる過程も楽しいです。

でも、それ以上に、気持ちよく走れる事で自転車の楽しみは何倍も広がります。

テニスも同じです。
正しい打ち方を理解し、覚える事がテニスの本来の楽しみではありません。
テニスは相手と一つのボールを打ち合うから、楽しいんです。

これを忘れてしまい、いつの間にか「良いフォームで打つ事」や「正しい打ち方を身に付ける事」
こんな事が目的になってしまっている。
そして、それが出来ないと色々悩んでしまう・・・

そんな方は決して少なくありません。
それはとっても勿体ないです。

ところが、こんな話をすると。

「でも、上手くボールが打てないといつまでも楽しくないでしょ?」
「上手く打つ為には、正しい方法を理解して、覚えないとダメでしょ??」

こんな風に思うかもしれません。
ですが、そうじゃありません。

そもそも、テニスは正しい方法を理解し、覚えると上手くなるわけじゃないからです。

例えば、自転車は正しい乗り方を理解し、覚えたから乗れるようになったのでしょうか?
そんな事はありません。
今でも「なぜ、乗れるようになったか?」分からないまま乗っているはずです。

これとテニスは同じです。
頭で理解し、覚えようとしなくても、打てるようになります。

と言うより、むしろ反対です。
頭で理解し、覚えようとするとテニスは難しくなります。

自転車も正しい乗り方を理解し、それを覚えようとしていると、中々乗れません。
大人になってから、自転車に乗ろうとすると、中々乗れないのはその為です。

頭と身体は違います。

テニスや自転車は身体で覚える物です。
いわゆる「身に付く」と言う奴です。

これは頭で覚える事とは全く別物。

もし、あなたが今より更に上手くなりたいなら。
出来るだけ頭を使わないでください。

それよりも、まずは、もっと、テニスを楽しんでください。
もちろん、思うように出来ない事もたくさんあると思います。

でも、それを含めて楽しんでください。
そうすれば、自転車の乗り方を自然と覚えたように、テニスも自然と上手くなります。

実はそれがテニスが上手くなる最高の方法です。

本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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