テニスの神様

テニスの上達の為に
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今日のテーマは「テニスの神様」です。
これからお話しする事は実際には検証していない、あくまでも私個人の感覚的な話です。

ですので、気楽に読んでください。

実は私が以前、ジュニアを指導していた時に必ず伝えていた事があります。
それはテニスの神様についてです。

テニスの試合をしていると、何故だか、説明が付かない出来事が度々起こる事があります。

例えば。
・ネットに当たったコードボールが必ず自分のコートに落ちる
・相手のボールが何度もオンラインに入る
・自分のボールは何度もほんの少しだけアウトする
・風が吹いて相手のボールはコートに入るが、自分のボールはコートから出る
・相手のフレームショットはコートに入り、自分のフレームショットはコートから出る
・・・・・・

いわゆる「ついてないなぁ・・・」と言う状況です。
不思議な事にこんな事が何度も起こる試合(日)があります。

もちろん「技術的な事が原因」と言ってしまえば、それまでです。
また、実際に技術が関係している事も事実です。

ですが、非常に微妙な事がいつも自分に不利に働くとしたら、少し不思議だと思いませんか?

私はこれを「テニスの神様」の仕業だと思っています。
こんな微妙な事を自分でコントロールする事は出来ませんし、そう考えた方がしっくりくるからです。

そう考えると、テニスの神様を味方につける事はとても重要な事になります。

テニスの神様が相手に味方すれば、微妙な出来事は相手に有利に働きます。
ですが、テニスの神様を自分の味方につければ、微妙な出来事は自分に有利に働いてくれると言うわけです。

最初にお話ししたようにこの話しには何の根拠もありませんし、検証もしていません。
ただ、ジュニア達にこの事を話し、実際に実践した選手は確実にレベルアップしていくんです。

そういう経験からも私はテニスの神様の存在を信じています。

さて、ではどうすれば、テニスの神様を味方に付ける事が出来るか?

実はとても簡単です。
神様も人とあまり変わらないようです。

ただ、ひたむきにボールに集中しプレーするだけです。

ちなみに、あなたが応援したくなるようなプレーヤーはどんなプレーヤーですか?

結果に一喜一憂し、集中力にムラがあるプレーヤーですか?
それとも、どんな状況でも諦めず、ただ、ひたむきにボールを追いかけ続けるプレーヤーですか?

ほとんどの方は後者のプレーヤーを応援すると思います。

実は神様も同じようです。
ただ、ひたむきにボールに集中し続けていると、神様が自分の味方についてくれるのです。

そうすると、不思議と自分に有利な出来事が度々起こるようになります。
つまり、「運が良い」「ついている」こんな事が起こるわけです。

ところが、逆に結果を気にして、不平不満が募ると「ついてない・・」と言う事が頻繁に起こります。
これは神様が相手の味方をしているわけですね。

何度も言いますが、理由も根拠もありません。
あくまでも私個人の感覚です。

ですが、私は子供達に「周りの人達に応援してもらえるようなテニスをしなさい」と指導していました。
「そして、テニスの神様を味方につけなさい」
「その為には、結果は神様に任せて、自分はただ、ひたすら集中し、ボールを追いかけ続けなさい」
「そうすれば、テニスの神様も味方に付いてくれるし、周りの人達からパワーを与えてもらえるよ」と。

このおまじないを実践した子供達は劇的にプレーが変わっていきます。
それは間違いがありません。

なぜだか、試合が強くなるのです。
「上手くなる」と言うよりも「強くなる」という感じです。

どんなプレーヤーでも試合は緊張する物です。
また、勝負がかかれば、不安にもなります。

そんな時に味方は一人でも多い方が良いのは間違いがありません。
増してやテニスの神様が味方に付いてくれれば、これほど心強い事はありません。

そんな精神状態なら確実にボールへの集中力が高まります。
それが結果的に「試合に強くなる」事に繋がっているのだと思います。

結果は時の運です。

自分がどれだけ頑張っても、相手だって真剣に頑張っているのです。
思うような結果が出ない事が度々あります。

自分が出来る事は結果を出す事ではありません。
どんな結果にも左右されずに、ただひたむきに集中する事です。

この世の中に自分がコントロール出来る物は何一つありません。
唯一コントロールできる可能性がある物は自分自身です。

自分だけは自分でコントロールできる「可能性」があります。
その自分だって、簡単にコントロールする事は出来ません。

だからこそ、ただひたすらボールに集中する自分に磨き上げる必要があります。
テニスのパフォーマンスはその結果です。

その為にテニスの神様の力を借りるわけです。
私はその方が早道だと思っています。

さて、あなたはいかがですか?
あなたもテニスの神様を味方につけてみませんか?

本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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