こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
味覚って、人によって、全く違います。
ある人はとても好きな物でもある人にとっては、1番嫌いな物だったりします。
テニスってこれと同じぐらい違います。
どちらも感覚ですからね。
同じ物を食べても、人によって、その味を全く違うように感じています。
「美味しい」「不味い」のレベルではありません。
もちろん、それも差が出るでしょうが、もっと細かい事。
例えば、好みの味は強く感じる、または嫌いな味は強く感じるなど。
こんな事があると思います。
だって、嫌いな物が入っている時って凄く敏感ですよね。
ちょっとしか、入っていなくても、その人には感じるわけです。
だから、「これ、食べれない(泣)」みたいな。
でも、気にならない人は全く気になりません。
同じ物を食べているにも関わらず。
これって、どうして、こんなに違うんでしょう?
それは、アンテナの向かっている方向が違うからです。
何をキャッチしようとしているか?
これが違うからですね。
嫌いな物に敏感な人は、嫌いな物にアンテナが向いているわけです。
この場合「嫌い」というアンテナなので、これが良いかどうかは別にしてくださいね(笑)
でも、どちらにしても、アンテナが敏感な状態であることは間違いありません。
実はこれはテニスも同じ。
その人が立てたアンテナの状態で、入ってくる(感じる)情報は全く違うと言う事なんですね。
これが、全く同じ練習を同じ量、同じ時間したとしても、
上達度合いが全く変わる理由と大きく関係しているわけです。
つまり、形や量、もっと言えば目に見えるレベルの物ではないと言う事。
ここにテニスが上達するヒントがあるんです。
つまり、一言で言うと質です。
だって、味覚はそうでしょ。
見た目の好みはもちろんあるでしょうけど、
それよりも食べた時の味覚で判断しています。
つまり、感覚で質を感じているのです。
テニスが上達する為にはこの事に気がつかないといけません。
でないといつも、目に見える物(質ではない)に惑わされます。
ちなみに先日、私達が練習した左右のコートで聞かれるアドバイスの全ては、質に関する物ではありませんでした。
全て、目に見えるものです。
残念ながら、これでは目に見える物に惑わされています。
アンテナの立てる方向が違う事による弊害です。
これでは、いくら努力しても、本当の自分の能力は引き出す事はできません。
せっかくの努力がとっても、もったいないです。
アンテナの方向さえ変えれば、全く違う情報をキャッチできます。
これって能力じゃありません。
ただ、チューニングを変えるだけ。
ラジオのチューニングなんて簡単に変えれますよね。
あれと同じです。
つまり、テニスが上達する為には上達する為に必要な情報をキャッチするようにチューニングすれば良いんです。
さて、今日のお話は以上です。
ところで、あなたのチューニングは質にちゃんと合っていますか?( ̄ー ̄)ニヤリ
今日も長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
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