あなたがテニスをする目的は?

メンタル
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今日は「目的」について。
あなたがテニスをする目的は何ですか?

行動には必ず何らかの目的があるはずです。
または意図と言っても良いかもしれません。

目的や意図の無い行動はゴールがなく、ただ彷徨っているのと同じ。
望む結果を手に入れることは難しいです。

ですから、目的や意図を明確にする事は本当に大切です。
でも実はこの目的や意図を案外間違っている方が多い。

と言うのは目的や意図はなかなか目に見える状態にならないからです。
その為に、目に見える物で真似をすると、「実は目的は全く違った」なんて事は普通に起こります。

例えば、「お掃除」を考えてみましょう。
私は継続する事が本当に苦手で掃除もとっても大切な事は知っているのについついサボってしまいます。

それでも、気がついたらできるだけ掃除をするようにしています。

さて、その掃除ですが、「綺麗好き」の人はお掃除好きですよね。
ただ、この方は綺麗な状態になっているのが好きなわけです。

これはこれで素晴らしい事です。
綺麗な状態は気持ち良いし、実際集中力が高まる場所にもなります。

では私はどうか?
実は綺麗好きなので掃除をしているんじゃないんです。

もちろん、綺麗な状態が嫌いなわけじゃないですよ。
でも、それが目的ではありません。

私が掃除をする目的は「ただ磨く」事に挑戦したいから。
なぜなら、磨くことで自分の集中力も高まるからです。

このように同じ掃除なんですが、目的や意図は全く違います。
ではこの違いはどのように現れるか?

綺麗になっている状態が好きな人の中には汚れると非常にストレスを感じる方がいます。
でも、私は汚れても何も思いません。

だって、汚れてくれるほうが、磨く時にやる気が起こるから(笑)
特にその綺麗な状態を常に維持しようとは思いません。

汚れたらまた「ただ磨く」だけです。
ですから、そんな事気にしないでその時を楽しみます。

でも、そんな時に「また、掃除しないといけない・・」と思ったら
多分かなりのストレスになると思うんですね。

いかがでしょう?
同じ行為、行動でもその目的が違えば、大きく変わります。

もちろん、どちらが良いとか、悪いとかじゃないんですよ。
そんな物は見る角度によっていつも変わってしまいますから。

ただ、お伝えしたいのは行為行動は同じように見えても
目的が違うと全く違う状態になると言うことです。

では、テニスはどうか?
全く同じ。

目に見える行為行動は良く似ていても目的や意図が違えば全く違う結果や状態になります。
ですから、ゆっくりとお話しする事が大切なんです。

そうすれば、望む結果や状態になる為の目的や意図が明確になります。
目的や意図が間違っていなければ後はただ行動するだけです。

それだけで進化成長していきます。

逆に言えば、もし行動しているのに望む結果が出ていないのであれば、目的や意図が間違っているからかもしれませんね。
そんな時は目的や意図を自問自答したり、誰かに相談してみてはどうでしょう?

もちろん、私にご質問いただいても良いですよ。
必ずしも正しい答えではないかもしれませんが、参考にはなると思います。

さて、以上が今日のお話です。
何かお役に立てると幸いです。

いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

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