今日のテーマは「ナイスショット♪」の考え方について。
実は先日練習をしていると・・・
両サイドのコートでとても対照的な事がありました。
右側のコートで練習している人達から聞こえてくる声は「ごめんね・・」
それに対して左側のコートの人達から聞こえてくる声は「ナイスショット!」
いかがです?
とても対照的ですよね。
どちらもミスしている事には変わりがありません。
ところが、方や、ミスした事に対して「ごめんなさい・・」
方やミスをさせた相手に「ナイスショット!」
面白いですよね。
現象は同じなのに捉え方が全くの正反対です。
では、どちらがより能力を伸ばす捉え方か?
結論を言います。
能力を伸ばす捉え方は後者です。
「ナイスショット!」と相手を称えるほうが伸びるんです。
ではその理由。
簡単に言うと、後者の方が自分にストレスを貯めないからです。
潜在能力を発揮するには脳が集中状態になる事が必要条件です。
ところが、ストレスがあると脳は集中力が下がります。
つまり、ストレスはできるだけ無いほうがよいわけです。
では、この両者、どちらがよりストレスが少ないか?
後者の方がよりストレスが少ない状態になるという事です。
ミスした原因を自分に探すと自分が悪い事をした事になります。
なので「ごめんなさい・・」
ところが、自分に原因がなくて相手が素晴らしい♪
となると「ナイスショット!」
たったこれだけで脳の状態が変わります。
ちなみに実際にその時のボールが「ごめんなさい」と感じる程のボールなのか?
それとも「ナイスショット!」だったのか?
それはどちらでも良いのです。
だって、実際にはいろいろなミスがありますよね。
完全なイージーミスで自分の責任の時もあるかもしれません。
逆に本当に素晴らしいショットを打たれたかもしれません。
でもそんな事はどうでも良いのです。
大切なのは自分の状態をどう維持するか?
自分の能力を伸ばすにはこれが一番大切。
となれば、実際のミスの原因はどうでも構わないという事です。
どんなミスでも自分がミスをした時に相手の「ナイスショット!」と涼しい顔でプレーできれば♪
実はテニスはもっと楽しくなります。
ストレスを貯めませんから。
そして、その状態を維持する事ができれば(・∀・)b
結果的にテニスが上達します。
さて、いかがでしょう?
何かヒントになりそうですか?
ぜひ、一度試してみてくださいね。
また、感想なんかも教えてくださいませ(・∀・)b
本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
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