今回のテーマは「テニスの質を上げるには?」です。
物事の本質は目で見る事が出来ません。
逆に言えば、目に見える物は本質ではないという事です。
これはテニスの質も同じです。
テニスの質は目で見える事はできません。
目に見えるものはある一つの結果でしかありません。
何らかの原因があって、それが形になって現れて初めて目にみえるようになるわけです。
つまり、物事の本質を追求するには「目に見える物に惑わされない」事が大切だとも言えるわけです。
結果はあくまでも結果であって原因では無いからです。
結果にこだわると、本当に大切な物を見失ってしまいます。
これはテニスにおいても同じ事です。
フィーリングテニスでは、目を閉じる練習をしばしば実践してもらいます。
これは目を閉じる事で目では見る事ができない物を感じてもらっているわけです。
実は目を閉じると非常に面白い事が解ってきます。
これらは目を閉じて初めて解るんです。
目に見えない物の大切さに気がつくと今までとは全く次元が違う気づきが生まれます。
ところが、この事に気がつけないとテニスは伸び悩みます。
伸び悩んでいる人のほとんどは目にみえる事に原因を探します。
でも、無いんですね。
そこに原因は。
なぜなら、目に見えない物が質を作っているからです。
「形と質」
この二つは全く違う次元の物です。
例えば、塩。
白い粉に見えます。
これは目に見える世界であり形の世界。
ところが、塩は口に入れると塩辛いでしょ。
これは質。
いかがですか?
質が大切だと思いません?
例えば、お料理は質ですよね。
見た目や形ではない(もちろん、それが味に影響を与えるのは事実ですが)
同じような形だからといって砂糖を入れたら大変な事です。
大切な物は質です。
そして、テニスが上達するとは質が上がる事です。
その為に目に見える物ではなく、目に見えない物にヒントが隠されています。
いつも、長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
今後とも応援よろしくお願いします。
Feeling Tennis
戸村基貴
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