今回はフェデラーのフォアハンドの練習動画を紹介したいと思います。
フォアハンドのイメージトレーニング用に非常に良いので参考にしてみてはいかがでしょう。
では、ご覧ください。
身体のどこにも力みがない、本当にスムーズなスイングです。
ただ、力みがないからと言って、身体が緩んでいるわけではありません。
スイングに必要な全身の筋肉が伸張、収縮しているので、ハリがあります。
一般的には、リラックスと緩みがよく混同されます。
力んではいけないから、脱力をしようとするわけです。
ですが、脱力してしまった緩んだ状態の身体では、本当に生きたボールを打つ事はできません。
ラケットの重みで、ある程度のボールを打つ事はできるかもしれませんが相手のボールの威力が増すと、身体が潰されて、打ち返す事ができなくなります。
筋肉にハリがある状態と脱力した状態は全く別の物です。
そのあたりの違いはこのフェデラーの動画を見ていただくと非常に良く分かると思います。
力みは全く無いにも関わらず、それでいて、全身にハリがあります。
だからこそ、動き全体に美しさを感じるわけです。
これがもし、脱力して「だら~」とした状態であれば、フェデラーのスイングに美しさを感じる事はないでしょう。
もちろん、生きたボールを返球する事もできません。
それにしても、惚れ惚れするほどリラックスしたフォアハンドですね。
それでいて、ボールの打球音はえげつないです(笑)
本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
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