テニスはシンプルに考えると上手くなる

テニスの上達の為に
この記事は約4分で読めます。

こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。

今日のテーマは「シンプル」
物事は出来るだけシンプルに捉えた方が上手くいきます。

理由はそれだけ本質に近づくからです。
シンプルから遠ざかり、複雑にすればするほど、枝葉の出来事の影響を受けます。
そして本質から遠ざかります。

その結果、かえって難しくなる傾向があります。
ですから、テニスも出来るだけシンプルに捉える方が上達は確実に早いです。

では、テニスではどのようにシンプルにするか?

実は滅茶苦茶シンプルに出来るんです。

受信(インプット)するか?
それとも、発信(アウトプット)するか?

この二つがテニス上達の分かれ道です。

常々お話ししますが、脳はインプットされた情報を基にその時、最適な「答え」を導き出してくれます。
これはAIを考えると分かりやすいです。

AIは脳の機能を真似して作られています。
ですから、脳とAIは基本的に同じ仕組みを持っています。

AIはプログラムされたデータベースの情報を使い、その時、最適な答えを出してくれます。
データベースの情報の質が低く、量が少ないと、答えの精度は低いです。
逆にデータベースの質さえ高ければ、自動的に最適な答えを出してくれます。

これは脳も同じ。

経験から得たイメージ情報の質が高ければ、勝手にその時に必要な答えを閃いてくれます。
意識で考える必要がありません。

ですから、ただ、インプットする情報の質を上げれば良いんです。
これだけで確実にテニスは上達します。

つまり、これらをシンプルにすると?
ただ、「受信(インプット)する」
これが答えです。

ところが、間違えると練習でインプットではなく、アウトプットしてしまうんです。

例えば。
「コートにボールを入れようとする」
これは受信(インプット)でしょうか?
それとも発信(アウトプット)でしょうか?

また「ボールにスピンをかけようとする」
これは受信(インプット)でしょうか?
それとも発信(アウトプット)でしょうか?

または「正しい打ち方をしようとする」
これは受信(インプット)でしょうか?
それとも発信(アウトプット)でしょうか?

これらは全て、発信(アウトプット)です。

こういう練習をしていても、脳の中に質の高いデータベースは蓄積されません。
ですから、いくら練習してもいつまでも上達しないって事です。

では、受信(インプット)するにはどうしたら良いのか?

「~しようとする」を止めます。
そして、「ただ、その時に起こっている事を感じる」
これが受信している状態です。

「何を起こすか?」ではなく、「何が起こっているか?」
ここに注目して、ただ、感じるようにします。

これが受信であり、インプットです。

「ただ感じる??」
「そんな事で上達できるわけがない」

そんな風に思う方、多いと思います。
ほとんどの方は、受信(インプット)だけでは上達できないと思っています。
それよりも、むしろ発信(アウトプット)が大切だと考えています。

これが、テニスがほんの一握りの人しか上達できない理由の一つです。

常識外の結果を出す人は、常識とは違う価値観を持っています。
常識的な結果を出す人は、常識と同じ価値観を持っています。

もし、常識以上の結果を望むなら、常識とは違う価値観が必要です。
考えてみれば、とても自然な事です。

受信(インプット)と発信(アウトプット)
この考え方にも同じ事が言えます。

私のおすすめは、発信(アウトプット)を止めて受信(インプット)する事です。
ただ、受信すれば、自動的に脳と體が最適な答えを出してくれます。

つまり「テニスが勝手に上手くなっていく」って事です。

フィーリングテニスでは「何をどのように受信すれば、更にテニスが上達するか?」を紹介しています。
何かを起こそうとするのではなく、「何が起こっているのか?」に注目する練習です。

脳と體の仕組みを最大限に活用するにはそれが最も適しているからです。

あなたもぜひ、「何を起こすか(何をするか)?」ではなく、「何が起こっているか?」
ここに注目して練習してみてください。

必ず、新しい発見や閃きが得られるはずです。
それがあなたのテニスを磨いてくれますよ。

本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました