こんにちは。
フィーリングテニスの戸村です。
今日のテーマは「テニスが上達する為の種と仕掛け」
これをテーマにお話しします。
手品をする時の決まり文句。
「種も仕掛けもありません」
でも、そんな訳はないですよね。
手品は魔法じゃありません。
必ず、種も仕掛けもあります。
だからこそ、一見「有り得ない」と思うような事を起こす事が出来ます。
ただ、普通に見てたら、その「種と仕掛け」に気付けません。
その為に「え!どうして??」「なぜ?なぜ?」となるわけです。
そして、そこがマジシャンの腕の見せ所になります。
実はテニスの技術も手品と同じです。
「どうして、そんなボールが打てるの?」
「どうして、そんな事が出来るの?」
こんな風に思う事、あると思います。
まだ、出来ない人は「どうして、そんな事が出来るか、分からない??」のですから、それは手品のような物です。
ですが、手品に「種と仕掛け」があるように、テニスの技術にも全て「種と仕掛け」が存在します。
この「種と仕掛け」を身に付ける事がテニスのレベルアップには不可欠です。
一見、魔法のように見える手品でも、その「種と仕掛け」を身に付ける事が出来れば、誰だって出来ちゃいます。
これとテニスは同じです。
では、どうすれば「種と仕掛け」を身に付ける事が出来るか?
ここにポイントがあります。
ちなみに、手品の「種と仕掛け」が中々見抜けないのは何故か?
それは見ている所が違うからです。
手品師は巧みに「種と仕掛け」を見せないようにします。
と言うよりも、別のところを協調する事で、「種と仕掛け」以外に意識を向けさせます。
レベルの高い手品師ほど、それが上手です。
実はテニスの技術も非常に良く似ています。
テニスの「種と仕掛け」が見抜けない理由も、見ている所が違うからです。
もっと言えば、そもそも、目に見えない所に「種と仕掛け」がある場合がほとんどだからです。
例えば。
テニスでは、手の感触が非常に重要です。
この感度は確実にテニスの「種と仕掛け」の一つです。
ですが、「手の感触」は目に見えません。
その為に、これがテニスの「種と仕掛け」である事が中々分からないんです。
多くのプレーヤーは、目に見える部分に「種と仕掛け」が存在すると思っています。
例えば、ラケットの振り方や、身体の動きなど。
こういう物に「種と仕掛け」があると思いがちです。
でも、それは勘違い。
「種と仕掛け」は一見、目に見えないから「種と仕掛け」なんです。
そこをいくら見ても、分かりません。
と言うよりも、それらを見れば見るほど、惑わされます。
そして「見た通りに真似ているつもりなんだけど・・・」と言う迷路にハマり込みます。
ここにハマるとテニスはめちゃくちゃ難しくなります。
そもそも「種と仕掛け」は一見すると見えない所にあります。
テニスの場合、それはイメージや感覚だったりします。
この事に気付けると、興味を持つ部分が変わります。
そうすると段々、イメージや感覚の意味が分かるようになります。
そして、それらを身に付けるようになります。
これがテニスの「種と仕掛け」を身に付けると言う事です。
テニスと手品は同じです。
必ず「種と仕掛け」が存在します。
「種と仕掛け」が無ければ、魔法に頼る以外ありません。
でも、それはきっと不可能でしょう。
大切な事は本当の「種と仕掛け」を見失わない事です。
目に見える物に惑わされると「種と仕掛け」を見失います。
ここに注意してください。
本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
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