テニスの全てのショットに必要な本来の腕の使い方

サーブ
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私たちの上肢(肩、腕、胸など)の骨の構造は鳥たちとほぼ同じです。
この事から、私たちの腕は鳥が羽ばたくのと同じように使う事が本来の使い方と言えます。

では、彼らはどのようにして飛んでいるのか?
注意深く観察すると、とても興味深い事が分かります。
それは、単純に羽を広げて、閉じているわけではない事です。
彼らは、空気の抵抗をなくすために、閉じた羽を広げる時には一旦、上に折り畳み、それから、大きく広げ、次に羽を閉じて、空気を捕まえる動きをします。

こうする事で彼らは、空を飛ぶことが出来ています。
さらに、彼らの骨の構造はその動きに適しているように作られています。
そのために、一度に数万キロと言う長い距離を飛行する事が出来ます。

最初にお話ししたように、私たちの上肢も彼らとほぼ同じ構造を持っています。
つまり、この動きを真似る事で私たちも構造通りに使える事が出来ると言う事です。
そして、また、その動きがレベルの高い腕の使い方とも言えます。
実際に、トップ選手の上肢の使い方を見てみると実は鳥の羽ばたきを同じ動作をしています。
ストロークにおいては、特にストレートアームの選手にはその傾向が強く出ます。
と言うよりも「鳥の羽ばたきとほぼ同じ動きをしている」と言ってもよいほどです。

骨の構造通りに上肢を使う事は、怪我や故障に繋がりにくいだけではなく、最小のパワーで最大のエネルギーを得る事が出来ます。
さらに再現性も高く、精度の高いショットにもつながります。
つまり、良い事尽くしです。

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