今日のテーマは「テニスのフォームに必要な動き」
こんなテーマでお話しします。
いきなりですが、あなたはどんな音楽がお好きですか?
世の中には、感動するような素晴らしい楽曲がたくさん存在します。
ですが、その楽曲も元を辿れば、ただの音の組み合わせです。
どんな素人が作ろうと、超一流のアーティストが作ろうと、元は同じ「ただの音」です。
超一流のアーティストだけが特別な音を使って、楽曲している訳ではありません。
にも関わらず、一流は素晴らしい楽曲を作りだします。
でも、元を辿れば、誰もが同じように使えるただの音です。
画家も同じです。
一流の画家さんだけが特別な絵の具や筆を使っている訳ではありません。
誰もが使える絵具や筆で作品を作ります。
にも関わらず、出来る作品は特別な物です。
では、なぜ、こんな事が起こるのか?
それはイメージの違いです。
音楽であれ、絵画であれ、一流のアーティストが作り出す作品が素晴らしいのは元の素材ではなく、それを使いこなすイメージが違うからです。
彼等はイメージを表現する方法として、音や絵の具を使っているに過ぎません。
さて、話をテニスに戻します。
実はテニスも非常に良く似たところがあります。
一流のテニスプレーヤー達のフォームや打ち方は特別な動きではありません。
元を辿れば、誰もが出来る、単純な動きです。
ただし、その組み合わせが高度なんです。
先ほど、お話しした、音や絵の具と同じです。
誰もが使える単純な物でありながら、その組み合わせを非常に高度に使いこなします。
だからこそ、普通の人とは違う表現が出来るわけです。
テニスのフォームも全く同じ事が言えます。
一つ一つの動きを紐解くと、それはとても単純で誰もが出来る自然な動きです。
ただし、その組み合わせのレベルが高いので、全く違う動きをしているように思えるわけです。
では、なぜ、そのようにレベルが高い組み合わせが出来るのか?
その源はイメージです。
イメージいているレベルが全く違うので、全く違う動きになるわけです。
では、どうすれば、一流選手のフォームや打ち方に近づく事が出来るか?
実は答はシンプルです。
イメージをブラッシュアップさせる事。
これが答えです。
同じ話の繰り返しになりますが、フォームや打ち方の元になっている動き自体は非常に簡単な物です。
ですから、単純に動き方を練習しても、フォームや打ち方は良くなりません。
大切な事は、組み合わせです。
そして、その表現方法です。
その源になるのはイメージです。
外見上のフォームや打ち方に惑わされていては、テニスのパフォーマンスは上がりません。
大切な事はその源になるイメージです。
ここをブラッシュアップさせると、フォームや打ち方は自然とブラッシュアップされます。
そして、パフォーマンス自体もブラッシュアップされます。
とても大切な事なので、もう一度、言います。
テニスのフォームや打ち方は実は簡単な動きの組み合わせです。
良かったら参考にしてみてください。
本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
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