強くなるには集中状態に入るスイッチが必要

メンタル
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今日は「テニスのスイッチ」について。

練習をしていると寒かったり、暑かったり、風が吹いたりして「なかなか集中できない」なんて事ありませんか?

でも、実はこんな時こそスイッチを身に着ける良い練習ができます。
ここで私がお伝えしたいスイッチとは自分のモードを変えることです。

練習では「よし!これから集中しよう!」と集中モードに入らないといけません。
そのきっかけを「スイッチ」と表現しているのです。

常々お話しているようにテニスが上達するにはボールへの集中力を高める事が必須条件です。
ところが、条件が悪いとなかなか集中状態に入れないかもしれません。

集中するとパフォーマンスがあがります。
ただし、それと同時に体力も使います。

その為に、すぐに体力がなくなってしまうと思います。
でも、それでも構わないのです。

練習の効率を上げる為には質を高める必要があります。
質の高い練習を量をこなせば最高です。

でも体力がなくなったら量は無理です。
では、この時にどちらを選択するか?

質を下げて体力を残しながらプレーする量をこなす。
質を上げて体力を使い切って量を減らす。

私の経験上、練習効率が良いのは間違いなく、後者です。
例えほんの数分でも集中して練習するほうが絶対に上達が早いです。

上達するとは今までの感覚とは違う世界でプレーすることです。
それには集中して練習しなければその世界に入ることができません。

今までと同じ世界でプレーしていても新しい経験をする事はできないのです。
その為に、この時期の練習としては練習の時間を減らす事が大事です。

ちなみにおすすめの練習方法はできるだけ細かく時間を区切って練習する事。
例えばラリーの練習をするとします。

その時に練習する時間を決めます。
例えば3分なら3分と決めてその間は全力でプレーします。

そして、3分が終わったら休憩します。
しっかりと休憩します。

そして、ある程度元気になって「よし!集中しよう!」
という気持ちになったらまた3分練習します。

終わったらまたしっかり休憩。
これを繰り返すほうが絶対に練習の効率が上がります。

そして、この時に必要な事が「スイッチ」です。
休憩モードから集中モードに切り替える事が必要だからです。

小刻みに「集中モード」と「休憩モード」を繰り返し、
その間にスイッチを入れることで集中モードに入るのが上手になります。

これは実際の試合でも非常に大切な事です。
またテニスだけではなく、日常の生活でも非常に大切ではないでしょうか?

仕事、家事、勉強・・・・
どんな事もいつも同じように高い集中状態など保てる事はありません。

集中と休憩を繰り返す必要があります。
でも、集中モードに入ろうと思っても「何となく、集中できない・・・」

これでは効率が非常に悪いですね。
練習の効率を上げるにはスイッチをしっかりと入れれる自分になる事が大切。

それには常日頃からスイッチを使わないといけませんよね。
この時期の練習にはこのスイッチを使うのは非常に効果的です。

長い時間練習する必要はありません。
短時間で全部を使い切るぐらい集中して練習しましょう。

いかがでしょう?
今日のテーマの意味はお分かりいただけたでしょうか?

いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

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