こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
今日のテーマは「待つ」
以前にもお話したかもしれませんが、
私がこのフィーリングテニスを体系化するきっかけになったのは。。
「どうして?人は上達するスピードが違うのだろう?」
これが一つ。
そして、もう一つが
「どうしてプレーには調子の良い日と悪い日があるのだろう?」
この二つでした。
いかがです?
あなたも不思議に思いませんか?
そして、今日のテーマ「待つ」は調子ととっても関係が深いのです。
よくこんな質問されます。
「調子が悪い試合の時、どうしたら、調子をあげる事ができますか?」
そりゃ、思いますよね。
誰だってせっかくの試合ですから、調子よくプレーしたいと。
実はここで、「待つ」が大切になるんです。
さて、プレーの調子をコントロールする事が苦手な方。
ここからしっかりと集中して読んでくださいね。
そして、次の練習で実践してください。
実は調子が悪い時は自分が能動的になっている時が非常に多いのです。
簡単に言うと気持ちが空回りしているわけです。
もちろん、体調が悪いとかモチベーションがないとかは別ですよ。
「自分は何とかしたいと思っているのに調子が悪い」そんな時です。
高いパフォーマンスを発揮するにはボールと同調する必要があります。
ボールと同調する事ができるので、対応力が向上するわけです。
そして、対応力が向上した為に、自分のイメージが発揮される、こんなサイクルが調子の良い時です。
ところが、自分が表に出て、ボールと同調できていない時は、
自分のイメージばかりが先行して、ミスが出ます。
「イメージはあるのに。。。」という感じですね。
こんな状態から調子を上げるにはどうしたら良いか?
ここで必要な事が「待つ」です。
この受動的な状態が大切です。
「調子を上げる」⇒能動的
「調子が上がるのを待つ」⇒受動的
この二つは全く状態が違うのです。
高いパフォーマンスを発揮する為に一番大切な事は集中力を高める事。
集中力が高まりさえすれば潜在的な能力を発揮する状態になります。
その為には能動的ではいけません。
自分で調子を上げるように努力すればするほど、実は集中状態から離れていきます。
大切な事は「待つ」事です。
「待つ」と聞くと一見消極的なように聞こえるかもしれません。
でも、実は全く違います。
ただ、意識をボールに集め、「待つ」のです。
調子が上がってくるのを。
焦れば焦るだけ、能動的になり、雑念が沸いてきます。
そして、集中状態からそれていきます。
結果調子は上がりません。
調子が悪い時はただ意識を一点に集め、調子が上がってくるのを待ちましょう。
簡単な事ではありません。
ですが、待つ練習をすればそれも可能です。
サクラが咲くのをただ、待つのと同じです。
焦ってもどうしようもありません。
ただ、待っていれば、やがて美しいサクラが姿を見せてくれます。
あなたのテニスも同じです。
焦らず、一点に意識をボールに集め、待ってください。
きっと素晴らしいプレーが姿を見せてくれますよ。
今日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
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