テニスの上達に必要な二つの情報

テニスと大脳生理学
この記事は約1分で読めます。

テニスの上達には大きく二つの情報をネットワークする必要があります。

1.身体の情報
2.ボールの情報

身体の情報とは、フォームや打ち方など、自分の身体をどのように操るのか?コントロールするのか?と言う情報です。
ボールの情報とは、ボールの速さや弾み、回転、距離など、ボールが移動する事に関する情報です。

テニスのパフォーマンスはこれら二つの情報の掛け算で現れます。
ですから、身体の情報ばかりに偏っていては、一見、上手そうに見えても、実際にボールを打つと上手く打てないわけです。

私の経験上、テニスが伸び悩んでいる方はボールの情報に注目しせずに、身体の情報ばかりを練習します。
「どうやって、ボールを打つか?」
ここにばかり注目する訳です。
そうすると、脳の中に、ボールの情報はいつまでも入ってきません。
そのために、二つの情報のバランスが非常に悪い状態になります。
先ほどもお話ししたようにテニスのパフォーマンスはこれら二つの情報の掛け算です。
ですから、結局「中々上達しない・・・」と言う状態が続いてしまいます。

確かに身体の情報を蓄積する事も大切です。
ですが、ボールの情報を蓄積する事はもっと大切です。

ある程度、打ち方やフォームがイメージ出来たら、ボールに注目してみましょう。
回転や距離、弾みを注意深く観察します。
ここに気づきがあればテニスは急激に上達します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました