テニスに必要な小脳反射運動

テニスと大脳生理学
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私たちの身体の動きの質は大きく二つに分ける事が出来ます。
一つは意識運動、そして、もう一つが無意識運動です。
意識運動とはその運動の目的が明確で、意識して動いている運動。
そして、無意識運動とは、頭ではその動きの目的を自覚できていない運動の事です。
反射運動などは無意識運動と言えます。

ところ、実はもう一つの運動があります。
それは小脳反射運動と呼ばれる物で意識運動と無意識運動の両方の側面を持った運動です。
小脳は運動を司る非常に重要な脳ですが、ここに運動パターンが記憶されると、意識しなくても自動的に動いてくれる反射運動を行う事が出来るのです。
テニスはレベルが高い選手ほど、その動きを意識していません。
身体が自動的に動いています。
これは反射運動によって、小脳に運動パターンが記憶された結果です。

この小脳反射運動は特別な能力ではありません。
誰もが、身に付ける事が出来る運動です。
そして、また、初級者、中級者、上級者とレベルアップする為に必要な動きでもあります。

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