テニスの受信と発信

テニスと大脳生理学
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こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。

先日、面白い記事を見つけました。

「2004年のある調査によると、ニューヨークのイーストマン音楽学校では14%の学生が絶対音感を持っていることがわかった。
一方、北京の中央音楽学院ではその割合は74%にも上った。両者の違いを生んだ最大の要因は、言語だと考えられている」

ちなみに、香港中文大学で言語学教授を務めるウィリアム・ワンはこう語る。

「ウェイトトレーニングをするかバレエを習うかで、身体の発達のしかたは違ってくる。同様に脳神経の発達も、言語という精神的エクササイズによって変わってくるんだ」

さて、いかがでしょう?
これってテニスに置き換えることができます。

結局は脳に何を学習させるかで人間は全く変わるということです。
逆に言うと、何を受信するかです。

赤ちゃんはなぜ、あれほど、急激に成長することができるか?
それは発信しないから。
と言うより、発信がまだできない。

言い換えれば「自分」がない。
その為にインプットの状態であり続けている。

その結果、短い時間でいろんな事を吸収します。
ところが、ある時期「自分」ができてきます。

その結果、今度は「発信」し始めます。
この時、吸収力が下がる。

発信がいけないと言っているわけではないんですよ。
バランスが大切。

テニスも大切な事は受信、つまり、自分が無くなる事。
「~しよう」「~したい」こういう想いは自分を発信しているわけです。

この発信が要らないのではなく、プレー中には邪魔です。
なぜなら、受信できない、つまり、吸収力が低い状態だからです。

プレーを実際にしていない時にはこの思いはイメージになります。
つまり、イメージトレーニングのようなものです。

だからとっても有効。
ところが、実際にコートに行ってプレーする時は、この発信をしていては空回りするだけ。

だって、いくら自分が「~したい」と思っていても相手のある事です。
それよりもその場に対応できる為に必要な事を吸収する。

これが大切です。
受信と発信のバランス。

ちょっと考えてみてください。
新しい物が見えてくると思います(・∀・)b

それでは、今日はこのへんで。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

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