こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
今日は以前、東京合宿に参加いただいた方から感想をシェアしたいと思います。
「先日の東京合宿で初めて感じたことがありました。
一日目、ペアになってボールを上から取る時は笑ってしまうくらい全然出来なくて、触れもしないというか、手が全く動きませんでした。
でもペアの方の励ましもあって、出来ないながらも投げ出さずに終了しました。
ところが、やっぱりセンスないからなぁなんて思いつつ、戸村コーチに二日目指導してもらったら出来たのです!
そして出来ないときと出来たとき、自分の状態のあまりの違いに言葉が見つからなかったです。
出来た時は、はっきりいってあまり覚えていません。
ボーッとした状態で、ボールが止まっていました、そして気がついたら勝手に取れてたって感じです。
これがα波の中にいる状態なんでしょうか?
本当にビックリしています(今でもです)
それと、ラリーの中で何回かドロップショットやロブボレーが上手くできました。
いつもは「いつ打とう」という考えが頭の中にあるけど、その時も「気がついたらやってた」の感覚。
凄いです!
ボーッとするのはほんの一瞬だけ、恐らく一秒もないんだろうけど何処か別の世界でした。
またこの感覚を味わいたい!!
戸村コーチマジックがさめないで欲しいです。
まだまだ興奮していて長文になりましたが 、どうしても報告したくて送りました。
今度の合宿が楽しみです!
ご指導ありがとうございました!」
さて、ここでお伝えしたいのは「気がついたらやってたの感覚」
ここです。
集中している状態は何かを意識している状態ではありません。
なので「~しよう!」としている状態では集中の世界に入る事ができません。
それよりも彼女が言っているようによく分からないけれど「気がついたらやってた」って感じ。
この感覚が必要です。
でも、一般的にはこの感覚は「まぐれ」として片付けられます。
まぐれならまだ良い方かもしれません。
最悪のケースは「意識できていないからそれは駄目」なんて事にもなりかねません。
全く真逆でしょ。
フィーリングテニスはこの世界を上達の入り口としています。
そして、この感覚でいつもプレーできるように練習します。
つまり、集中の入り口の扉を大きくしていきます。
それによって集中状態でプレーする事が上手になっていきます。
ところが、先ほどのようにまぐれとして片付けてしまうと?
または否定してしまうと?
いつまでも集中状態に入ってプレーする事ができません。
となれば、本当の自分の潜在能力を発揮する事などできるわけがありません。
ちなみに、集中状態に入るのは本当にちょっとした事なんです。
この彼女も言っています。
初日は全く出来なかった。
でも二日目には出来る。
では、彼女の中で何が変わったか?
実は変わったのは状態だけです。
テクニックや体力が変わったわけではないんです。
そんなものを変えるのは時間がかかります。
でも、状態が変わるのに時間は必要ありません。
感情や気持ちはすぐに変わるでしょ?
それと同じ、実は集中の世界は「状態」です。
なので「集中状態に入ろう!」と私は言っているわけです。
そうすれば、テニスは本当に楽しくなります(・∀・)b
あなたの最近のテニスは楽しいですか?
フィーリングテニスを実践すると本当にテニスが楽しくなりますよ。
本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
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