こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
実は先日、こんなご質問をいただきましたのでシェアしますね。
************************
友人に「相手のフォームやラケットの面を見ているとだいたいどの辺に打ってくるというのがわかるので、(時には山も張って)その方向にポーチに動く。」と言われました。
相手のフォームやラケットの面などに意識を集中して、ボールのコースを判断する(読む・考える)というのはいい(大事な)ことでしょうか?
************************
さて、あなたはどう思いますか?
一般的にはよく言われることで、正しいように思われていますよね。
事実、私も15年前はそのように指導していました。
でも、今は私はこのようには指導しません。
なぜ、このように指導しないのか?
答えは簡単、これでは上達しないという結論が出たから。
これまでに2万人以上の方に指導させていただいた結果、導き出した答えです。
大切な事なので、もう一度言います。
「相手のフォームやラケットの面などに意識を集中する」と上達は止まります。
もう少し、詳しくご説明すると、自分よりも格下が相手なら、これでも、対応ができます。
でも、自分よりも格上にはこれでは通用しません。
つまり、上達が止まるわけです。
では、何故、格上には通用しないのか?
レベルが高い人は打つ瞬間の懐が深いから。
その為に、打つ瞬間でボールのコースやスピード、角度を変える事ができるわけです。
フォームやラケットに集中してしまう人はこの変化についてこれません。
その為に、自分よりも格上と対戦すると
「あ!と思う所に打たれる」
「逆をつかれる」
「どこに打たれるか解らない」
こんな事が起こるわけです。
常識って怖いです。
一見間違っていないような情報も、実はマイナスの情報。。。
こんな事がたくさんあります。
常識的なレベルの人が持っている情報は常識的なレベルになる為の情報。
非常識なレベルになる為の情報は非常識な情報。
多分、これが事実だと思います(・∀・)b
今日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
コメント