こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
今日のテーマは「強くなるには?」
実は「試合でなかなか勝てない・・」という方は「上手さ」と「強さ」を勘違いしている場合が非常に多いんです。
結論を言うと、上手くなったからと言って、強くなるとは限りません。
それどころか「上手くなった」のに「弱くなった」なんて事も起こります。
では、強くなるには何が必要か?
その中の一つを紹介します。
それは「こだわり」を無くす事です。
もっと言えば「常識を無くす」事です。
その人のテニスはその人が持っている常識が作ります。
自分でも気がつかない常識がテニスに形を替えて出てきます。
例えば、クロスに返球するのもその人の常識です。
トップスピンを打とうとするのもその人の常識。
威力のあるボールを打とうとするのもその人の常識。
・・・・・・
そんな常識を知らないうちに無数に持っているのです。
ちなみに、「私は初心者だから、そんな物はまだ無いわ♪」という方がいますが、実は逆。
上級になるほど、常識が減ります。
それはこだわりがなくなるからです。
人間は面白いものです。
出来てしまう事にはこだわりがないのです。
例えばグリップチェンジ。
出来るようになればグリップの事なんて気にもしません。
でも、グリップの事を知っている方は「グリップチェンジをする」常識を持っています。
こんな感じで知らないうちにいろいろな物があるわけです。
そして、この常識が強さ&プレーの上達を邪魔します。
なぜなら、強さとは相手に対応する力だからです。
相手よりも対応力が勝っていたほうが試合は勝ちます。
ところが、いろいろな常識があるとその常識の範囲で目の前の事を見ます。
その為に、対応力が低くなるわけです。
ところが、常識がないとありのままが見えてきます。
それが対応力を結び付くわけです。
いかがでしょう?
常識と強さの関係について、少しは伝わったでしょうか?
言葉で説明するには非常に難しい部分なので、何が伝わったか、
不安ですが、実際にコートで練習するのはとっても簡単なんですよ。
ただ、自分を解放するだけ。
そして、感じるままにプレー。
自分が開放されると楽しいですよ(・∀・)b
フィーリングテニスの合宿やクリニックに参加された方がおっしゃってくださいます。
「テニスが楽しくなった」「自分の可能性を感じた」と。
つまり、強さを手に入れるには楽しい事を続ける事なのです。
強くなるためには苦しい練習が必要??
そんな方法もあるかもしれません。
ですが、フィーリングテニスは楽しく強く、そして、上手くもなっていく。
そんなテニスです(・∀・)b
本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
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