感じて動く

テニスの上達の為に
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今日のテーマは「感じて動く」です。

テニスは感じて動く事が大切です。
考えて動くではありません。

「感じて動く」と「考えて動く」
この二つではいろんな違いが生まれてきます。

例えば、沸騰した熱いお湯が入ったやかんに触れると身体はどんな反応を示すか?
火傷をしない為に、非常に速い速度で身体が動く事が分かります。

これは誰もが持っている能力です。
この時の動きは「考えて動く」ではありません。

熱さを感じた瞬間に身体が反応し、動きます。
頭で考えて動いていたのでは遅くなってしまいます。

このように「感じて動く」は「考えて動く」よりも非常に速い速度で動く事が出来ます。

では、精度はどうか?
実は精度も「感じて動く」は「考えて動く」よりも高いです。

例えば、一流の寿司職人の握ったお寿司の米粒の数はほとんど同じだと言います。
また、熟練したお肉屋さんは手で持っただけでその重さが分かると言います。

これらは全て考えているわけではありません。
「感じて動く」事で非常に高い精度を実現します。

テニスの動きも全く同じです。
「考えて動く」テニスは精度も低く速度も遅いわけです。

レベルの高いパフォーマンスを発揮するには「感じて動く」テニスを実践する事がとても重要になります。
その為にもテニスは感受性がとても重要です。

日常の生活で感受性が鈍くなっていたらその影響は当然、テニスにも表れます。

「感じる」と「考える」は相反する世界です。

例えば。
先ほどの熱いやかんの例を思い出してください。
もし、頭で何か悩み事を考えている時にやかんに触れたらどうなるか?
反応が遅れてしまうのは想像できるでしょうか。

このように頭が何かを考えている状態は感受性はストップします。

つまり、テニスコート上で考える時間が多いとどうなるか?
ボールへの感受性はストップするというわけです。

ところが、一般的にはテニスの指導ではよく「考えなさい」と言われます。
これは大きな間違いです。
テニスは「考えて動く」を練習しても上達する事は出来ないからです。

ちなみに「考えて動く」練習をしているプレーヤーには傾向があります。

それは動きがいつも同じで硬く、遅い事です。
その為に、一定の速度の決まったボールでしか、安定してボールを打つ事が出来ません。

ボールに変化があったり、速くなったりすると突然、打てなくなります。
「考えて動く」練習をしているとこんなプレーヤーになります。

このようにテニスは「感じて動く」事がとても重要です。

ちなみに「感動」とは心が「感じて動く」事です。
実はここにテニスの上達のヒントがあります。

「心が感動する」と「身体が感じて動く」
この両者は密接に結びついています。

「心が感動する」と身体が感じて動きやすくなります。
つまり、ボールへの感受性が高まり、身体の反応が良くなります。

逆に心が沈み、感動できない時は身体の感受性も低いです。
人にはこういう仕組みがあります。

この仕組みはテニスの調子を上げる為に利用する事が出来ます。

物語、映画、音楽、絵画、景色・・・
何でも構いません、自分が感動する体験を増やす事です。

そうする事で心が感動しやすくなります。
それはまた、同時にボールへの感受性を高める事になります。
また「感じて動く」事へと繋がります。

ストレスを貯め、感動する事が出来なくなると、テニスでもその悪影響が出ます。
知らず知らずのうちに「考えて動く」テニスになってしまうと言う事です。

感動体験はこの悪循環から抜け出すきっかけになります。

もし、あなたがスランプや伸び悩みに陥ってしまったら。
その時は一旦テニスを忘れてしまいましょう。

そして、まずは心が感動する体験をしましょう。
その体験がボールへの感受性を高め、「考えて動く」から「感じて動く」に身体を変えてくれます。
それがテニスの復調のきっかけになります。

スランプの時は闇雲にテニスの練習を繰り返しても、かえって泥沼にハマります。
時にはスパっとテニスを忘れる事もとても大切な事です。

本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

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