こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。
実は先日、お子様のメンタルトレーニングで相談を受けました。
確かにメンタルタフネスはとっても大事。
それも子供の時に身につければ一生の宝物と言っても良いでしょう。
もちろん、これは子供だけではなく、私達でも同じです。
では、メンタルを強くするとはどういう事か?
実はこれがなかなか解りにくい世界です。
解りにくいだけに、どうトレーニングすれば、当然解りにくい訳です。
実際、私自身がそうでした。
若い頃、自分のメンタルが弱い事は解っていました。
もちろん、何とかしたいと思っていました。
でも、具体的に何をすれば良いのか、全く解らなかったんですね。
「精神修行するしかない」???
こんな感じ。
でも、それはちょっと違う気がするし・・・
そう思っているだけで具体性が全くなかったわけです。
で、今はどう思うか?
どうすればメンタルが強くなるか?
かなりはっきりとしてきました。
大事な事は意識の扱い方だったんですね。
簡略化してお話します。
私達の意識は、過去、現在、未来、この3つの世界に自由に飛ばす事ができます。
例えば、昨日の晩ご飯の事を思い出してください。
今あなたは過去に意識を飛ばしました(・∀・)b
では、次に、明日の予定を思い浮かべてください。
今、あなたは未来に意識を飛ばしました(・∀・)b
では、次に、今聞こえる音の中から一つの音だけに集中して聞き続けてください。
今、あなたは現在に意識を留めました(・∀・)b
いかがです?
たったこれだけの瞬間にあなたの意識は過去と未来と現在に飛んだのです。
私たちの意識とはこういうものです。
そして、この過去、未来、現在は全て必要な物です。
ところがこの扱い方が問題。
「過去を振り返り新しい気付きを得るべき時」
「未来を見据えて方向を定める時」
「今に没頭して突き進む時」
この3つをバランスよく使いこなす必要があるわけです。
ところが、この意識の扱いは口で言うほど簡単ではありません。
実はメンタルタフネスはこの3つを使いこなす事でもあるんです。
メンタルが強い人はこの3つを上手くコントロールします。
逆にメンタルが弱い方はこの3つのバランスが取れていません。
例えば、終わったことに意識が行き過ぎて、テンションが下がる・・
未来の事を考えて不安になる・・・
これらは非常に良くあるケースですが、正に意識の扱い方がまずいケースですね。
終わった事はどうしようもありません。
そこから新しい事を学べば良いのです。
先の事ばかりを考えていては足元をすくわれます。
気を引き締め、今に没頭する事です。
実はこのような状態を第三者が見た時。
「あの人はメンタルが強い」と見えるわけです。
本人はメンタルの事なんて考えていません。
ただ、意識を向ける世界のバランスがとれているだけです。
つまり、メンタルトレーニングとは???
実は意識の扱いをコントロールするトレーニングでもあるわけです。
いかがでしょう?
何となくでもメンタルトレーニングのヒントは感じていただけましたか?
一般的にはメンタルトレーニングとは心理的なアプローチが多いのですが、
フィーリングテニスではそうは思いません。
心理は結果。
そう思うものは仕方ありません。
思わないように努力するとかえって苦しくなります。
意識を向ける世界をチェックしてみてください。
そして、少しずつでも、今向けるべき世界に意識を向けるようにしましょう。
実はいろんな楽しい事に気がつく事ができます。
そうなれば、なぜだかメンタルが強くなります。
ご相談いただいて方にはそんなアドバイスをさせていただきました。
もし良かったら参考にしてみてください(・∀・)b
今日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
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