間違ったイメージが伸び悩みの原因

イメージと感覚
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こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。

さて、今日もイメージについてのお話です。
よくこんな言葉を聞きます。

「イメージは出来ているんですが。。。ミスばかりするんです。。。」
さて、この原因は?

一言で言うと「イメージが間違っている」(きっぱり)
自分ではイメージできていると思っていても実際にはイメージが間違っているんです。

私たちの体は常にイメージ通りに動いています。
そのおかげで体は自動的にいろいろな働きをしてくれているのです。

例えば心臓が常に正確に動き続けているのもイメージです。
自然治癒力もイメージです。

イメージほど正確な事はないのです。

まずこの事を深く理解する事が大切。
でないとどうなるか?

上達する為のヒントが見つかりません。
だって、イメージが間違っている事が原因なのに「イメージは出来ているんですが。。。」となる。

以前にもお話していますが、イメージの世界なら
「地上10mのビルから飛び降りて、ぴた!と着地する」イメージができます。

でも実際は??
絶対に無理です。

つまり、妄想というわけです。

簡単に言うとこんな感じです。
いくら自分ではイメージ出来ていると思っていても、現実とはギャップがあるわけです。

例えばネットが多いプレーヤー。
ほとんどがインパクト後のボールが飛び出す角度を非常に低くイメージしています。

その結果、ネット。。。
当たりまえの事ですね。

でも、そのプレーヤーは飛び出す角度なんてチェックした事もなければ気にした事もない。
当然、自分でもそんなイメージを持っている事に気づいていない事がほとんどです。
実はそのイメージのギャップが原因でネットミスが多くなっているにも関わらずです。

これは非常に分かりやすい例ですが、このようなギャップが無数にあります。
そして、その人のテニスの上達を阻害しているのです。

つまり、何が言いたいか?
「イメージはできているのに。。。」はありえないと言うことです。

イメージが本当に出来ていたら結果は自分の求めている結果が出ます。
出ないと言う事はイメージに必ず、問題があるのです。

では、なぜ、このような事が起こるのか?
それは現実に集中していないからです。

現実に今、何が起こっているのか?
この事を感じる事ができれば、その経験がイメージの根幹になります。
ですから現実とイメージにギャップが生まれにくい。

ところが、「イメージは出来ている」という人にありがちなのは
「経験よりも先にイメージを作る」
ここが問題の根幹になります。

経験なしに作ったイメージはほぼ、「妄想」です。
現実通りにイメージする事はできないと思ったほうが良いです。

将来的には経験なしに現実に即したイメージを作る事はできる可能性があります。
でも、それは求めないほうが早く上達します。

なぜなら、正確なイメージを描けるようになる前に、妄想に躓くからです。
それよりも「今に集中する」「現実に何が起こっているのか」を直視する事です。

このほうが確実に早く上達します。

これは簡単な事ではないかもしれません。
今は情報過多になりすぎて純粋に経験する事が難しいですからね。

さて、本日は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

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