今日のテーマは「自分との向き合い方」です。
テニスが「上達する」為には絶対に必要な事があります。
それは出来ない事に挑戦する事です。
出来る事ばかりを繰り返していては必ずすぐに壁がやってきます。
ところが、出来ない事に挑戦する事は簡単ではありません。
理由は出来ない自分に直面するからです。
出来ない自分に直面し、それでも諦めず、前に進むには勇気が必要です。
上手く出来なければ、誰でも凹みます。
避けて通りたくなります。
また、諦めて惰性で進む事も少なくありません。
ですが、これでは壁は乗り越える事は出来ません。
出来ない自分と直面しても、高いモチベーションでその壁を乗り越える勇気と努力が必要です。
その為には出来ない自分との向き合い方が大切です。
高いレベルを目指し、努力すればすればするほど、出来ない自分と直面します。
高いレベルを目指さなければ、出来る事ばかりをしていれば良いのです。
そうすれば、出来ない自分と直面する事もありません。
壁を乗り越える勇気も努力も必要ありません。
ですが、それでは、上達する事もありません。
より高いレベルを目指すには必ず壁を乗り越える事が必要です。
その時に出来ない自分の無力感と直面します。
ですが、それはとても素晴らしい事です。
壁を真剣に乗り越えようとしているからこそ、そんな状態になるわけです。
決して、本当に出来ないわけでも無力であるわけでもないのです。
また、成長の速度が早ければ早いほど、どんどん次の壁がやってきます。
つまり、いつも出来ない自分と直面するという事になります。
その為に、「自分との向き合い方」がとても重要になるわけです。
先ほどもお話ししたように出来ない自分と直面すると誰でも凹みます。
凹む事自体は自然な事で悪いわけではありません。
ですが、凹んで立ち止まり、諦めてしまっては先には進めません。
大切な事は凹んだ後です。
凹んでも出来るだけ早く立ち直り前に進む事です。
その為には出来ない自分を許してあげる事も必要です。
出来る自分だけを求めるのではなく、出来ない自分を許し、出来ないままで進んでいきます。
そうする事で凹んでも早く立ちなおり前に進む事が出来ます。
より高いレベルのテニスを目指す為にはこれはとても大切な事です。
上達するとは「自分との向き合い方」が上手になる事でもあるのです。
自分との向き合い方が上手にならないと壁を乗り越える勇気とエネルギーを得る事が出来ないからです。
出来ない自分を認め、許し、そして、励まし、前に進みます。
そんな付き合い方が出来るようになると壁はすぐに消えてなくなります。
そして、前に前にと進む事が出来ます。
もし、伸び悩みを感じたら、そんな時は「出来ない自分との向き合い方」を振り返ってみてください。
何かヒントが見つかるかもしれません。
本日のお話しは以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
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