ボールコントロールを良くする秘訣

テクニック解説
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今回のテーマは「ボールコントロールを良くする秘訣」です。

テニスのボールをコントロールする絶対条件は何か?
それは打点です。

打点がボールをコントロールします。
簡単に言うと、打点がイメージに合っていれば、自分がイメージした所に必ずボールは飛んでいきます。

では打点とはどういうものか?

ここです。この理解が大切です。
間違った理解はいつまでもボールをコントロールできません。

結論から言います。
打点は場所ではありません。

打点は時間です。

例えば、「打点はこのあたりで。。」「打点は高いところで。。」「打点はもう少し前のほうで。。。」
こんな感じが非常に多いと思いますが、残念ですが、これ間違いです。

打点を場所で練習すると上達するのにとんでもなく時間がかかります。
一般的には打点を場所でイメージされますが、実はこれでは、上手く、ボールをコントロールできません。

この世界には時間が存在しています。

大切な事は「何をするか?」ではなく、「いつ、するか?」です。
いわゆる、タイミングと言う物です。

同じ事(もちろん正しい事)をしても、何時するかで結果は全く変わってしまいます。
その「何時?」は場所ではイメージできないのです。

実は先日、サーブで悩んでいる方がいました。
その方は、「トスの場所を観ていました」

観るとは、目だけではなく、その方の価値観や意識がそれに集中している状態です。

その為に、それ以外の事、この場合、「トスを何時、打つのか?(タイミング)」には意識がありません。

その結果、トスはそれなりの場所に上がっているのに、ボールに威力がなく、コントロールが甘くなります。
何より、「気持ちよくボールが打てない」のです。

ちなみに、これも打点を場所でイメージしている方の特徴です。
それなりにボールは打てるのですが、気持ちよくないのです。

気持ちよさ(フィーリング)は時間から生まれるものです。
言い換えればタイミングです。

タイミングがよければボールを打つと気持ちよいのです。

さて、あなたの打点は場所ですか?
それとも時間ですか?

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

写真提供:小林一仁(zonephotography)

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