相手を手玉に取る

テニスの上達の為に
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さて、今日のテーマは「相手を手玉に取る」です。

テニスは相手とどんな関係性を作るか?

ここが最も重要です。
そして、最大の楽しみでもあります。

相手との関係性をコントロール出来れば相手を手玉に取る事が出来ます。
自分勝手にただ、想いをぶつけるだけではむしろ、相手に良いように転がされます。

相手の事を知る事が出来ればこの関係は逆転します。
相手の狙いが分かれば、それに対処する事も出来るからです。

そうすれば、結果的に自分が望むプレーに近づきます。
そこで、必要な事が「相手を洞察する」事です。

ちなみに洞察とは
「物事を観察し、本質や、奥底にあるものを見抜くこと」です。

観察は「目に見える部分」を観ようとする事ですが、洞察は違います。

洞察は「目に見えない部分」を見抜く事です。
つまり、必ずしも、目を必要としないわけです。

テニスはボールをコントロールしなければいけません。
その為にはボールを観る必要があり単純に相手を観察するわけはいきません。

つまり、「ボールを見ながら、相手を洞察する」
こんな感覚が必要なんですね。

ここにテニスの楽しさ、難しさがあります。

ただ、こうして言葉にするととても難しく聞こえるかもしれません。

でも、実際には特別に難しい事ではないんです。
慣れれば、自然に出来る事です。

実際に、必要な練習をすれば、初心者の方でも普通に出来ます。

ただ、その為には必要な視点や発想に気付く必要があります。

その視点、発想とは頭の中を「自分」に支配されない事です。

例えば
あるボールがアウトしたとします。
「次はアウトしないように打つ」
これを意識する時、頭の中は「自分」に支配されています。

または
配球を間違ったとします。
「次は正しく配球しよう」
これを意識する時、頭の中は「自分」に支配されています。

自分の頭の中が「自分」の事を意識する時相手の存在は完全に消え、洞察する事は出来ません。
頭の中が「自分」で一杯一杯になっていると相手を洞察する事は出来ないんですね。

頭の中に何もないから、相手を洞察する事が出来るんです。

ちなみに、こんな話をすると、こう言う方がいます。

「ボールを打つのに一杯一杯で相手を洞察する余裕はない」
「ある程度、ボールが打てるようになったら、やってみよう」

こんな感じです。

でも、これは違います。
考え方が逆です。

「自分」で支配されているからいつまでもミスが無くならないのです。
「自分」で支配されているから、いつまでもボールを打つのに一杯一杯なわけです。

頭の中を支配している「自分」を一旦、横に置いてみます。
そして、相手を洞察します。

そうすれば、相手との関係性が生まれ、相手のボールに身体が自然と対応します。
その結果、ボールをコントロールする感覚が生まれ、ミスは減り、自分の望むプレーに近づきます。

多くのプレーヤー、コーチは「技術が伸びればミスが減る」と考えがちです。
でも、それだけじゃ片手落ちです。
技術とは相手との関係性で生まれる物です。

つまり、相手の存在がない技術だけではレベルアップする事は無いんです。
この事に気付けないと技術練習は空回りします。

もちろん、いつまでも相手を手玉に取る事は出来ません。
ポイントは「自分」に頭を支配されない事です。

頭を空っぽにして相手を「洞察」してください。
そんな気持ちを持つだけで良いんです。

「自分」に支配されていなければ、自然と相手の事を感じるようになります。
すると自然とテニスの幅は広がり、ミスも激減しますよ。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただき本当にありがとうございます。

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